残っているご自身の歯を守りながら、しっかりと噛めるお口を目指しましょう
インプラントはすでに歯を失っていたり、どうしても抜歯する必要があったりする場合に、インプラント体という人工歯根と人工歯で補う治療です。当院にも「歯が抜けている部分を何とかしたい」「歯を抜いた後、どうすれば良いのか分からない」とご相談へお越しいただいており、結果インプラントを選択され治療を受けるという方がいらっしゃいます。
失った歯を補う治療方法としてはブリッジや入れ歯もございますが、ブリッジや入れ歯は隣り合った歯を削ったり、金具を引っ掛けたりすることで安定させるため、周囲の健康な歯に負担をかけてしまいます。その点インプラントは独立することができ、周囲の歯に負担をかけることがありません。
また、インプラント体と顎の骨がしっかり結合することで、天然歯に近い噛み心地が得られることもメリットとして挙げられます。
もちろん他の歯科診療もそうですが、インプラント治療を行えば元に戻すことはできませんので、治療計画をしっかり立てることが重要だと考えています。当院は歯科用CTで取得した3Dデータを基に、オプションも含めた綿密な治療計画を立案し、最終的には患者さまにお選びいただくようにしています。
残っている健康な天然歯を守るためにも、インプラントを検討されてはいかがでしょうか。
INDEX
インプラント治療は外科的処置となりますので、虫歯治療などとは異なる知識や技術が必要です。当院においては、留学していたアメリカでインプラント治療について深く学び、現在も研さんを重ねている副院長が治療を担当いたします。
また、治療のリスクを軽減するためには事前の診察と検査、診断も重要です。当院はお口の状態を立体的に撮影できる歯科用CTを使用して、顎の骨の厚みや骨密度、神経や血管の位置を詳細に把握し、さらにインプラント体を埋め込む角度や深さなどをシミュレーションし、シミュレーション通りに処置を進めることでリスクの軽減に努めています。
使用するインプラントも、骨との結合のしやすさなど患者さまへのご負担軽減を考慮して選びました。
「手術が怖くてインプラント治療が受けられない」「嘔吐反射があるので手術に耐えられるか不安」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような方のために、当院は「静脈内鎮静法」という麻酔をご用意しています。
静脈内鎮静法は、腕や手の甲の静脈から点滴のように鎮静剤を投与する方法です。これによって患者さまはほとんど眠っているような状態となりますので、恐怖心を感じることなく治療を受けていただけると思います。さらに、生体モニターで患者さまの心拍数や血圧を常時チェックしながら治療を進めることで、万が一にも備えています。
インプラント治療といった外科的処置は衛生管理にも配慮した専用のオペ室で行いますので、皆さまにはリラックスして治療に臨んでいただければ幸いです。
顎の骨が薄いためにそのままではインプラント体を埋め込むことができない方には、CGFといった再生療法や、サイナスリフトといった骨造成によってインプラント体を埋め込むために必要な骨の厚みを補うことで、インプラント治療を行える状態にすることが可能です。
精密検査の結果から顎の骨が足りないと判断した患者さまにはきちんとご説明し、より良い治療計画をご提案いたします。最終決定は患者さまに行っていただき、無理に治療へ進むことはございません。
セカンドオピニオンのご相談も承っておりますので、顎の骨が足りないと言われインプラントを諦めていたという方も、ぜひご相談へお越しください。
カウンセリング・無料相談
インプラントに関するご相談は無料で行っています。ただし、患者さまのお口の状態を確認するため、保険診療での検査を行いますので予めご了承ください。
検査で確認したお口の現状を踏まえて、おおよその治療期間や費用などについてご説明いたします。疑問や不安にもしっかりお答えしますので、気になることがあれば遠慮なくご相談ください。
各種検査・診断・治療計画立案
レントゲンや歯科用CTでの撮影など必要な検査を行い、その結果を基に治療計画を立てていきます。より良い治療計画を立てるためには、インプラントに関わることだけでなく、お口全体の状況をより詳しく把握したうえで診査診断することが大切です。
歯科用CTの画像を専用ソフトで取り込んでシミュレーションを行い、インプラント体の埋め込む角度や深さ、インプラント体のサイズや本数などを決定します。そして、治療期間や費用などを含めた具体的な治療計画をご提案いたします。
インプラント手術
人工歯根となるインプラント体を、顎の骨に埋め込んでいきます。
歯茎を開いて顎の骨に穴を作り、そこにインプラント体を埋め込みます。所要時間は1本あたりの時間で、埋め込む本数や抜歯、再生療法の有無などにより変動します。
インプラント体と骨が結合されるまで約1カ月から4カ月を要します。手術後は少し注意が必要ですが、普段と変わらずお食事をすることも可能です。
アバットメント連結
骨とインプラント体がしっかり結合していることを確認できたら歯茎を再度開き、インプラントの上部にインプラント体と人工歯をつなぐアバットメントという器具を装着します。
処置後は1週間から2週間ほど、歯茎の形が整うのを待ちます。必要に応じて仮歯を調整します。
歯の型取り
経過観察を行い、問題がなければ上部構造(人工歯)を作製するために歯の型取りを行います。
修復物の装着
上部構造を取り付けたら噛み合わせや形などを調整して、治療は終了となります。
メンテナンス
インプラント治療後のメンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎という歯周病に似た状態となり、最悪の場合骨が溶けてインプラント体ごと抜け落ちてしまう恐れがあります。インプラントを長く快適にお使いいただくため、セルフケアだけでなく、2カ月から3カ月に1回程度のペースでメンテナンスへお越しいただくようお願いします。
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