A.虫歯予防でも言えることですが、患者さまのブラッシングがとても大切です。
虫歯も歯周病も、基本的には患者さまのプラークコントロールができるかどうかが重要です。磨き残しがある方には、歯科衛生士がしっかりブラッシング指導を行います。
定期的に来院する方の歯ぐきの状態を確認し、歯周検査を行い、歯周ポケットの数値を見ていきます。長期的に検査結果のデータを比較することで、歯周病の進行具合を見ていきます。
単発で歯周検査の数値を見るだけでは、その数値が改善傾向にある値なのか、それとも悪化した値であるのかを知ることができません。歯周病治療において、長期的に数値を追っていくことが、症状を知る道しるべになるのです。
A.歯科医院でメンテナンスと同時にチェックを受けることで、早期発見・早期治療が行えます。
ご自宅の鏡で患者さまご自身がお口を見て大丈夫だと思っていても、歯科医院でライトに照らしながら歯科医師や歯科衛生士が細かくチェックするのでは、当然見え方も違ってきます。セルフケアに自信のある方でも、歯科衛生士や歯科医師の目から見れば、まだまだ不十分な部分が見つかるかもしれません。
定期的に来院することで、虫歯も歯周病も、早期の段階で見つけることができます。軽度の状態から治療を行えば、患者さまの負担も軽減することができるでしょう。症状が出てから来院するのではなく、症状が出る前から、ぜひ歯科医院にお越しください。