治療内容｜中島歯科医院

歯周病の説明には、染め出しを行い歯についている汚れを見ていただいて、口腔内の現状と歯周病の危険性を説明します。ただ「歯周病になると歯がなくなりますよ」と伝えるだけでは少し弱いので、なぜ歯がなくなるかを説明して、力のコントロールとプラークのコントロールの必要性をお話します。

また、プラークのお掃除によって菌を除去することができますが「歯石が溜まってくると、ご自分ではとることができませんので、定期的に来てくださいね」ということは助言としてお話します。

なかなかタバコやお酒まではやめられない方もいらっしゃいますので、そこまで強制はせず、歯石をとるためのブラッシングだけは、行っていただけるように指導させていただいています。

小児歯科では説明することを重視しています。歯がなかなか生えてこないというご相談に対しては、レントゲンの内容に応じて生えてくる時期をご案内することもありますし、虫歯で来られた際には再発防止のために磨き残しが発生しやすい歯茎部のケアについても教えています。また、生えたばかりの永久歯は虫歯になりやすいこともあまり知られていないようなのでご説明するようにしています。

また、お子さまの歯科恐怖症を防ぐため、押さえつけたり、無理に処置を行ったりしないようにしています。3回から4回は診察室にある物に触れるなどの練習をして、お子さまが歯科医院の雰囲気に慣れてから治療を始めます。歯を削る際もタービンを5倍速という低速回転にして、痛みや不快な音を抑えるようにしています。

お子さまに取って、当院での経験がいい思い出になるよう接しています。こちらが手を振ったら笑顔で返してくれるような、いい気持ちで治療を終えられるようこれからも工夫を重ねていきます。

入れ歯は人工物なので、どうしてもご自分の歯のようには噛めません。よく噛める入れ歯であっても、ご自分の歯で噛むときより力が弱くなります。そのため、患者さまにはそのような前提情報を納得していただいたうえで入れ歯をつくります。

既に入れ歯を使っているという方の再調整もうけたまわっておりますが、入れ歯が痛い、噛みにくい、という場合であれば、どこかに傷があることが考えられます。そのため、まずは問題の箇所を探し出して調整をしていきます。

また、入れ歯づくりでは、個人ごとで違う噛み合わせと形を重視しながら、それぞれの患者さまごとに合うよう設計してつくることで、調製の少ない、負担を和らげた入れ歯にすることができます。

加えて当院では、ばねを使わない入れ歯も扱っています。見た目を重視される患者さまにはそちらも提案させていただきますので、ご希望があれば遠慮なくお申し付けください。

当院のホワイトニングは、年齢や性別に関わりなく、さまざまな方のお口の健康も考えた施術を行っております。最近は、コーヒーやワインが好きな方や人前に出ることが多い方など、お仕事のためにホワイトニングされる方もいらっしゃいます。
ホワイトニングとは専用の薬剤を使用し、歯を漂白する施術です。そのため、ホワイトニングを行う前にはていねいな説明を行い、薬剤による痛みやしみるといったデメリットなどもお話しして、患者さまにご納得いただいてから施術に移行しています。

説明の際には、現金やクレジットカードでの支払いや前払い制などの料金に関すること、前日の19時までにキャンセルの場合には連絡を入れてほしいこと、虫歯や歯周病が見受けられる患者さまは施術前に治療を行うこと、妊娠中や授乳中の方は時期をずらすと良いことなど、ホワイトニングに関するさまざまな注意事項をお伝えしています。

また、全ての方がホワイトニングで歯が白くなるわけではないという説明もさせていただいております。例えば、白いしみのようなホワイトスポットができていると色ムラが出やすく白くなりづらい、抗生物質による歯の変色は白くなりにくい、つめ物やかぶせ物も色は変わらないなどさまざまな原因により、ホワイトニングが難しい場合もていねいにお話ししております。
そのため、施術前には検査を行い、実際にホワイトニングができる状態かどうかの判断をいたします。