こだわり｜南柏歯科クリニック

治療を始める前には、患者さまが治療に対してどのようなことを求めているかを把握します。そして、「この歯が痛い」「ここを治療してほしい」などといった、患者さまが抱えているお悩み・ご要望に優先的にお応えするようにしています。

そのあと、落ち着いた状態でほかに治療が必要な箇所や異変が起きている箇所についてお話をいたします。まずは抱えている苦痛や不安を取りのぞくことで、ご自身のお口の状態を冷静に考えていただける状態を作っています。

治療をすればするほど、歯の状態はどんどん悪くなります。いくら質を求めた詰め物や被せ物を行ったとしても、患者さまが生まれ持った天然の歯には敵わないからです。当院では、患者さまに健康なお口で過ごしていただくためにも、なるべく歯を削らない・抜かない治療を行っています。

しかし、その歯を残すことで他の健康な歯に悪影響を及ぼすこともあります。そういった場合は抜歯することもありますので、患者さまと話し合って同意を得たうえで治療に進んでいます。

患者さまの年齢や性別にもよりますが、一人ひとりで求めるゴールは異なります。そのため、まずは話し合いを重ねて、それぞれの意思を把握、尊重して治療を行っています。

幅広い患者さまのコンプレックスや苦痛を解消したいという思いから、急患に対応しています。しかし、基本的にアポイントが優先となっていますので、まずは連絡をいただけましたら幸いです。

当院では、患者さまのスケジュールを崩さないためにも、できる限りお待たせしないようにしています。そのために、4台分の診療台を用意しているほか、患者さまによってアポイントの取り方を変えるような工夫もしています。しかし、いくらこういった工夫をしていても、予約時間にずれが生じてしまうことがあります。そういった時のためにも、院内はWi-Fiを設置しており、ネットを自由に使える環境を整えています。

歯科医院において治療の質は重要ですが、衛生管理も重要な要素の一つであると思っています。そのため、治療に使用した器具は、高圧蒸気滅菌器を用いて細部まで滅菌を欠かしません。また、器具は滅菌パックに入れて保管をしているほか、患者さまのお口に触れる道具は使い捨てにするなどして、常にきれいな状態を保っています。

他にも、患者さまの治療ごとに診療台を拭き上げており、清潔な環境のなかで治療に専念していただけるようにしています。自分が受けたい治療、自分の家族に受けさせたい治療を考えて、患者さまが気持ちよく治療を受けることができる空間を目指しています。

痛みを抑えて治療を進める上で、麻酔の処置が必要になることがあります。当院の麻酔は痛点を考慮しながら、33ゲージという細いタイプの針を使って行います。細い針を選ぶことで、痛みを軽減しやすくなるからです。

注射が苦手な方に対しては、ご希望に応じて表面麻酔も行っています。表面麻酔は多くの場合、塗るタイプが使用されますが、当院が使用しているのはシールタイプです。塗らずに済むため唾液で流れることもなく、針を刺す部分にピンポイントでしっかりと麻酔を施すことができます。

麻酔器は電動麻酔と手動麻酔の両方をご用意して、状況に応じて使い分けています。基本的には、よりゆっくりと麻酔液を注入するために、手動の麻酔器を使用しています。