患者さまにはいつまでも食事を楽しんでいただきたいのが、当院の思いです。そのため、お口の状態が悪くても歯科医院に足を運べない方を対象に、訪問歯科診療にも力を入れています。具体的には、お口のケアや入れ歯の作製・調整などを行っています。
訪問歯科診療を始めてみてわかったのは、オフィス街であってもご年配の方が多く住まわれており、認知症を抱えている方も多くおられることでした。ご自身でのケア、介護者の方のケアにも限りがあります。よって、どれくらいの範囲で治療するかを見極めることも大切になるため、診療の際にはそういったポイントを強く意識しています。
加齢や身体的な事情により通院が困難になってしまったご家族さまがいらっしゃいましたら、一度ご相談いただければ幸いです。
A.長きにわたって「食べる喜び」を実感していただけるように、しっかり噛める歯を目指しています。
長い将来、食事は楽しみであり、健康のために必要なことでもあります。それはご年配の方やお身体が不自由な方、歯科医院に足を運べない方でも例外ではありません。
訪問歯科診療では患者さまの食事のレベルを落とさないことを大切にしています。お口の状態が悪くなると、きちんと噛んで食べることができなくなります。そのようなことがないように、しっかりとご自身の歯でお食事を楽しんでいただけるよう診療に取り組んでいます。
A.介護者の方がケアをしやすいよう、お口の環境を整えるほか、正しいケア方法をお伝えしています。
患者さまのお口の中に手を入れて治療を行うことができるのは、歯科医師と歯科衛生士だけです。いくら介護者の方でも、お口の中に手を入れることはできません。そのため、介護者でもケアがしやすいようにしてあげることが、私たちの仕事であると思っています。
当院では、始めにお口の環境を整えたうえで、「ここをこうやってケアをしてください」など、介護者に実践的でわかりやすいアドバイスしています。正しいケア方法がわかるだけでも、お口の環境をより良い状態に保つことができます。
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