治療内容｜はらだ歯科クリニック

失った歯を補う治療方法としては、インプラント以外にもブリッジや入れ歯といった方法もございます。そのため当院は、患者さまの生活スタイルやご希望、ご予算などに応じてより良い方法をお選びいただけるよう、インプラント以外の選択肢も平等にご提案し、一緒に検討するようにしています。

当院は、ご自身の親知らずを移植する「自家歯牙移植」という方法を行うことも可能です。歯をすでに失っている箇所へ移植することはできないなどさまざまな条件はありますが、天然歯により近い状態にできるというメリットがあります。条件などを詳しくご説明しますので、気になる方はぜひご相談ください。

インプラント治療後は、インプラントを埋め込んだ骨の状態や歯茎の炎症などをチェックするため、定期メンテナンスにお越しいただきます。定期メンテナンスはインプラント治療に限らず重要なものですが、インプラントを長持ちさせるためにも、トラブルの予防と早期発見に継続して取り組みましょう。

成人矯正は、基本的に非抜歯で行えるように努めています。もちろんお口の状態によっては抜歯が必要なケースはございますが、当院はできる限り抜かずに治療を進めるようにしております。患者さまのご希望とすり合わせ、より良い治療計画をご提案できれば幸いです。

矯正治療で歯並びを整えることは、噛み合わせの改善や虫歯リスクの軽減など、見た目だけでなくお口の健康面の改善も期待できる治療です。

まずは大学病院でセファロレントゲンを撮影していただき、その画像をもとに当院で診査診断を行うなど、外部ともしっかり連携を取りながら治療計画を立てていきます。また、当院は矯正治療だけでなく幅広い歯科治療に対応しており、治療中はもちろん治療後も一貫したフォローができる点も強みの一つでしょう。

矯正治療で口内環境を整えることで、お食事や会話を楽しんだり、自然な笑顔ができるようになったりなど、口元を気にすることのない生活を手に入れていただければ幸いです。

小児矯正は、お子さまの成長に合わせて進める治療です。成長期のお口の状態は性別などによっても異なりますので、お子さまのご負担をできる限り軽減できるよう、一人ひとりの様子を見ながら進めることを心がけています。当院の小児矯正は女性の歯科医師が担当しますので、お子さまもなじみやすいのではないでしょうか。

また、当院は親子分離を行っておらず、親御さまも治療に同席していただくことが可能です。そのため、親御さまにもお子さまにも伝わりやすい説明に努めています。

スタッフはお子さまの対応に慣れており、お子さまには親御さまと同じように接することを、親御さまには同じ目線でお話しすることを大切にしています。診察中にも率先してお声がけをするなど、リラックスしていただけるような気配りも怠りません。

小児矯正でケアのしやすい口内環境を作り、将来にわたって歯科治療が必要ない環境を維持していただくことが当院の願いです。そのためにも、親御さまもぜひご協力ください。

当院は予防歯科に力を入れており、お口の健康を末長く守っていただくためのお手伝いをしています。歯科治療を受けてきた方もそうでない方も、歯科医院の定期メンテナンスとセルフケアで、今ある歯を大切に残していきましょう。

もし気づいていない虫歯などがあったとしても、定期的に歯科医院へ通院していれば早期発見につながります。症状が進行するほど治療の費用や時間といったご負担が増えてしまうと思いますので、ご負担軽減のためにも早期発見に取り組むことが大切です。

当院は患者さまとのコミュニケーションを重視していますので、過去に歯科医院で嫌な思いをしたことがある方や怖いイメージをお持ちの方も、ぜひ一度お越しください。一人ひとりのお気持ちに寄り添った予防や治療のプランをご提案いたします。

虫歯や歯周病予防のためにはセルフケアも重要です。治療歴だけでなく歯をどちらの手で磨くかによってもお口の状態は左右されますので、当院はそのような点も踏まえて、患者さまに合わせたより良いセルフケア方法をご案内しています。

お子さまの治療への抵抗感を軽減できるよう、当院は治療前のご説明に力を入れています。また、治療器具をお見せしたり触っていただいたりすることで、治療内容をイメージしやすくすることにも努めています。歯科医院の雰囲気にも最初はなかなか慣れないと思いますので、お子さまのペースに寄り添いながら慎重に進めてまいります。

もちろん、お子さまが治療を嫌がったり抵抗したりしている場面を見ても親御さまが不安にならないよう、親御さまにも事前にきちんとご説明し、ご理解いただくことを欠かしません。また、仕上げ磨きのより良い方法のアドバイスなども行っています。

お子さまのお口の健康を末長く守るには、幼少期から定期検診を受ける習慣を身につけることが大切です。痛みなどを自覚してからの通院では症状がかなり進行していることもよくあり、その場合は治療のご負担も増えてしまうでしょう。

定期的に歯科医院でチェックを受けることはトラブルの早期発見、早期治療につながりますので、習慣にしていただけますと幸いです。

当院の虫歯治療ではなるべく削らず、自然の歯を残すよう心がけています。天然歯は素材としても丈夫で、しっかり噛むことができるからです。また持ち前の歯であれば噛み合わせも、自然な見た目も保ちやすくなります。一度削った歯は元には戻らないので、できる限り削る量は少なくすることが大切です。

そしてもう一点、当院の虫歯治療で力を入れているのが痛みに配慮した処置です。歯を削るといった痛みの出やすい治療の前には麻酔をおかけします。また注射自体の不快感を緩和するため、注射針を刺す角度も注意を払っている点です。くわえて注入する際の圧力のかけ方を工夫することで、薬剤が入っていく違和感も抑えるようにしています。

歯周病の主な原因は、プラークや歯石などに住みつく細菌です。そのため治療・予防をするには、お口の中をきれいな状態に保つことが欠かせません。歯茎に炎症がある場合は、先に症状を抑える処置をします。そのうえで歯ブラシの当てる角度、強さなどブラッシング方法も指導します。使用するケアグッズなどでお悩みの方もご相談ください。

そのほか噛み合わせのチェックをして、汚れがたまりやすい状態になっていないかも確認します。必要があれば調整もご提案いたします。

歯周病は治療をしたとしても、再発しやすい病気です。末長くご自身の歯で食事を楽しんでいただくため、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けるようにしましょう。

当院では虫歯や歯周病などで歯が残せなくなった場所に、患者さま自身の親知らずを移植して補う治療を行っています。ブリッジや入れ歯などで代替する方法もありますが、健康な歯を削ったり固定するための金具をひっかけたりすることで周りの歯には負担がかかってしまいます。

その点で移植は、残った歯に大きな負荷をかけずに済むのがメリットです。人工物を入れるわけではないので、違和感も少なく済むでしょう。

ただし抜歯した後の穴がふさがってしまうと、治療ができなくなってしまいます。そのため移植は、抜歯と同時に行う必要があります。また親知らずの形や大きさなどの条件もありますので、事前にご相談ください。

親知らずの治療において、腫れや痛みを心配される方は少なくないかもしれません。当院では患者さまのそうした負担を軽減できるよう、親知らずの状態に合わせて抜歯の方法を工夫しております。

歯が曲がって生えているようなケースでは、スムーズな抜歯が難しいことがあります。その場合は無理に1回で済ませるのではなく、２回に分けて少しずつていねいに処置をしていくのがポイントです。また骨の中に埋まっている親知らずは患部が見えづらいため、当院ではマイクロスコープを使用して視野を拡大し明るい状態にして精密な処置を行います。

抜歯が必要かどうかもまずは診断してお伝えしますので、気がかりな方はご相談いただければと思います。

お口の中に口内炎などのでき物ができて痛む時や、怪我をして傷や出血がある時どこの診療科を受診すれば良いのか迷う方は多いでしょう。当院は虫歯や歯周病の治療だけでなく、このような幅広いお口のトラブルにも対応しています。

分類すると歯科口腔外科と呼ばれる領域です。そのほかにも顎を開ける時に痛んだり音が鳴ったりする場合、口を開けづらいといったお悩みがある方もご相談ください。

基本的な歯科口腔外科の治療には、だいたい対応することが可能です。お口の中を拝見し、もしも当院で対応しきれないようなケースであれば、近隣の大学病院へすみやかにご案内いたします。