歯周病の治療内容|上野ミント歯科

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住所 東京都台東区東上野2-23-7地図

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歯周病

歯周病が進行してしまった方は、歯を支える骨の再生が見込める新しい治療方法があります

歯周病が進行してしまった方は、歯を支える骨の再生が見込める新しい治療方法があります

当院では、進行してしまった歯周病の外科手術を行うことができます。歯肉を切開し、歯周ポケットの中の歯垢(プラーク)や歯石を取り除いてきれいにし、歯肉をぬい合わせます。しかし、手術をしても歯槽骨(しそうこつ)と呼ばれる歯の奥の骨が溶け始めている状態になってしまっていると、なかなか症状が治まりません。

ですが、最近では歯肉を切開してきれいにした後、タンパク質を主成分にした、歯周組織の再生を促すお薬をぬり、歯槽骨や歯の根を取り巻く膜などの歯を支える土台の再生に働きかける治療である歯周組織再生療法(※)を行えるようになりました。これによって、歯の再生が早くなり、溶けてしまっていた歯槽骨の再生に作用すると言われています。

しかし、外科手術をしても、一時的な解決にしかならず、日々の正しいブラッシングなどきちんとしたケアを怠ると歯周病が再発してします。歯周病予防には正しいブラッシングが欠かせません。

歯周病の病状改善のために、正しいブラッシングを続けるお手伝いをします

当院では、歯周病の治療および予防に欠かせない正しいブラッシングを続けるために、定期的な検診を受けられることをおすすめしています。歯周病を治すためには歯石を除去し、正しいブラッシングや定期検診を続けることが基本です。歯周病の原因は歯垢や歯石にいる細菌なので、歯周病を治療するには、まず歯垢や歯石を取り除くことが必要です。

最初に、正しい歯磨きをお教えさせていただきます。これで磨き残しがないようなブラッシングを習得してもらいます。日々の歯磨きで歯垢を取り除き、歯石を作らないようにすることが歯周病にならないための第一歩です。その後、定期的に検診していただくことでブラッシングをチェックさせていただきます。

患者様の中には、「歯はちゃんと毎日磨いている」とおっしゃる方がほとんどですが、「磨いている」と「磨けている」では大きく違います。学校などでやったことがあるかもしれませんが、歯垢染め出し剤で歯垢をチェックすると、ブラッシングで磨けていない部分が赤くなりはっきりわかります。毎日磨いていても、磨けていなければ意味がありません。初期の歯茎(はぐき)の炎症であれば、歯医者での歯石の除去と家庭での正しいブラッシングで、病状が元通りに回復していきます。ゆっくりと進む歯周病には、正しいブラッシングを、根気良く続けていきましょう。

歯茎の炎症である歯肉炎は歯周病の初期段階になります

歯周病とはどのように進行していく病気なのか、説明していきます。

歯周病は、歯垢や歯石などの汚れが細菌を生み、歯肉(歯茎)に炎症を起こす炎症です。自覚症状が少ないのが特徴で、日本人の成人の8割がかかっていると言われ、虫歯とともに歯を失う2大原因となっています。歯周病は進行していくと、歯槽骨(しそうこつ)という歯の奥の骨を溶かし、最終的には歯が抜けてしまう怖い病気です。

もし歯磨きをして出血するのであれば、「歯肉炎」になっています。歯肉が赤くなり、少し腫れている症状です。まだこの段階であれば、歯垢や歯石を除去し、正しい歯磨きを習慣化することで、健康な状態に戻すことが可能です。しかし、初期段階では自覚症状はあまりなく、どうしても見逃しがちになります。ですので、歯医者での定期検診をおすすめしています。

歯の奥まで進行する歯周炎。放っておくと歯周ポケットができます

歯肉炎になった状態で、定期検診を受けず放置したままにしていると、炎症が歯の奥までおよび「歯周炎」になります。歯周炎は、いわゆる歯槽膿漏(しそうのうろう)と呼ばれています。歯肉炎の症状が進んで歯周炎になってしまうと、歯と歯肉の間にある歯肉溝(しにくこう)と呼ばれる溝(みぞ)に、歯垢や歯石が溜まっていきます。徐々に溝は深くなっていき、歯周ポケットを形成します。歯周ポケットに細菌が入り、炎症は悪化する一方になります。

そのような状態で歯磨きすると常に出血するようになり、口の中がネバネバし、口臭が気になるようになります。ここまで症状が進行すると、自覚症状を持つ患者様も増えてきます。

最終的に歯肉炎と歯周炎が合わさって「歯周病」となります

歯周炎まで進行し、定期検診を受けず放置したままにしていると、炎症が歯茎全体に広がり、膿(うみ)が溜まり、歯槽骨と歯の根を取り巻く膜も溶かしはじめ、細菌は歯の根へと侵入します。そして、歯肉という支えを失った歯はぐらぐらして、やがて抜け落ちてしまいます。

歯肉炎と歯周炎を合わせて「歯周病」と言います。歯周病はゆっくりと進行していくので「静かなる病気」と言われ、重症になるまで気付きにくく怖い病気なのです。

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