健康寿命を延ばす取り組みの一つに歯周病の治療があります。歯周病になると歯茎が炎症を起こし、歯茎から血が出やすくなります。このとき傷ついた、歯茎の毛細血管の血管内に歯周病菌が侵入します。血管に入った歯周病菌は、血液によって全身に運ばれ、動脈硬化や心筋梗塞の原因になると考えられております。
歯周病の治療では、精密検査や口腔内写真、場合によっては全顎デンタル写真を撮って、その資料を視覚的に説明しながら、現状を把握していただきます。歯の状態を良くするには、口腔内の状況をちゃんと検査し、患者さまに「目標はここですよ」と、一緒に計画を立てて治療を進めて参ります。また治療後は、歯周組織の状態を健康に維持するため、ブラッシング指導をさせていただき、歯石除去などのメンテナンスをいたします。
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