治療内容｜大塚デンタルオフィス

訪問歯科診療は、歯科医師と歯科衛生士と助手の3人1チームで動いております。助手が治療に必要な器具を出し入れして、歯科医師は治療に専念します。

訪問歯科診療では、院内で行うものと同じ内容の治療を受けていただくことができます。具体的にはかぶせ物やブリッジ、入れ歯の作製修理、レントゲン、嚥下指導などを行っております。

訪問歯科診療には条件があり、介護認定を受けている方や、大腿骨骨折等で歩けずに入院している方、認知症の方などに対応しております。しかし、足腰が悪くお一人での通院が大変な方や、お身体が不自由で転んでしまう危険性がある方も多くいらっしゃると思います。そういった場合には、当院で車を用意しており、送迎を行いますので、お申し付けください。

歯周病の治療のためのクリーニングによって、知覚過敏になったという患者さまのお話をよくお聞きします。当院では、歯の構造のお話などもしながら、患者さまのお口の中を六つのブロックに分けて、余計な傷をつけないように丁寧にクリーニングを行っております。

患者さまは、ある程度歯を磨けているつもりで、汚れがついていることを自覚されていない方が多いです。そのため、当院では歯石のついている状態の口内の写真を撮って、実際に見ていただいてます。そうすることで、モチベーションの高い患者さまは、回数を追うごとに、歯石がだんだんと少なくなっていきます。

ブラッシングは、これまでの生活習慣の中で身についていくものです。それを変えていただくためには、カウンセリングでじっくりとお話をして、患者さまとの信頼関係を築きながら、少しずつ改善していただけるように導くことが必要です。

お子さまは大人を小さくしただけの存在ではありません。当院では、お子さまの目線に立ってお話をするようにしております。

保育園の検診の際には、椅子に座って高いところからお話をするのではなく、お子さまと同じ目線で、手づくりの紙芝居を使いながら、虫歯の怖さと歯磨きの大切さをお話しています。そうすることで、お子さまも関心をもって聞いてくれるようになります。これは、保育園だけではなく、当院に来られるお子さまへの接し方でも言えることです。無理な治療をするのではなく、少しずつ慣れていくようにすることで、最初は泣き叫んでいたお子さまでも、4回目ぐらいには治療を受けられるようになります。

また、お子さまの歯の健康を守るためには、親御さまへのアドバイスもとても大切です。当たり前のことですが、お子さまのペースに合わせて治療を行うということや、仕上げ磨きをしっかりと行うということをお伝えして、親御さまともこまめにコミュニケーションを取るようにしています。

当院では、どのような入れ歯にも対応することができます。

訪問先の病院や施設では、インプラントやブリッジをされている患者さまが多くいらっしゃいます。インプラントやブリッジは自分の歯のように噛むことができますが、年齢を重ねて寝たきりになってしまった場合には、患者さまご自身でのお手入れが難しくなります。そうなってしまいますと、最悪の場合にはお口の中が細菌だらけになってしまい、インプラントも取れてしまいます。

当院では治療法のリスクなどもお伝えした上で、患者さまご自身に選んでいただいています。また、入れ歯を作る際には、インプラントやブリッジに劣らないように、患者さまのニーズに合ったものを作るようにしております。

池袋に近い場所にある歯科医院のため、見た目の美しさを意識した治療を受けるために通われている方も多くなっています。その中には、他の歯科医院でかぶせ物を入れて、見た目に納得されていない方がいらっしゃいます。実際に、患者さまの立場に立ってみますと、自分だったら嫌と思うような状態になってしまっていることも多くあります。場合によっては作り直すことをおすすめしています。

当院では、無理に自由診療をおすすめすることはありません。保険診療でも、できる限り見栄えが良く、患者さまに喜んでいただけるような治療を提供しています。当院では、CAD/CAMを導入しました。以前まで自由診療だった材料を、保険でも使うことができるようになりました。

「早期発見・早期治療」が歯の健康を保つ鍵です。治療を受けたことがある方はもちろん、現在問題がない方でも、お口の良い状態を維持するには、歯科医院での検診が重要になります。

お口の中に細菌がいるのは当たり前ですし、歯磨きで落とせる汚れには限界があります。数カ月に1度、歯科医院で歯磨きのチェックやクリーニングを受ければ、お口を清潔な環境に保ちやすくなります。

虫歯にかかった歯は、ドリル・レーザー・薬剤などで取り除かないといけません。虫歯が大きければ、それだけ失う歯の面積も大きくなります。大切な歯を守るためにも、定期検診を受けるようにしましょう。