歯科医院が得意なお子さまだけではなく、歯科医院が苦手なお子さまももちろんいらっしゃいます。
そういったお子さまたちに対して苦手な気持ちや恐怖心があっても、気にかけずに無理に治療を行うことで、トラウマを与えてしまうこともあります。小さな時に抱えてしまったトラウマは成人になるまで、さらには、成人になってからも消えない可能性もあります。
そうなってしまっては、急激な痛みがあるときなどの仕方がないとき以外には、歯科医院へわざわざ行こうという気持ちにもなりませんので、お口の健康管理をしていくことが難しくなってしまいます。
当院では、無理に治療をすることはせずに、キッズスペースで遊んでもらったり、怖くない雰囲気を作るために談笑をしたりして、歯科医院が怖くない場所で、楽しい場所と思ってもらえるような工夫をしています。
そうすることで、恐怖心がなくなって、自らの意思でお子さまにも協力をしていただくことができます。
「怖くないよ」などの優しい声がけも行い、しっかりコミュニケーションをはかりながら治療の対応をいたします。
納得いただくために、分かりやすい説明を心がけています。
矯正(※)は、矯正装置をつけることで、今よりも整った歯列を手にすることのできる治療です。治療には長い期間を要することもあり、長い期間を行うとなると、きちんとした結果を手に入れるためには、定期検診に欠かさずいくことが必要となります。
当院では、毎月第一水曜日に矯正の担当をする歯科医師がおり、矯正器具の検査や調整をしています。装置がずれてしまった、外れてしまったなどといった問題があるときは、しっかり調整いたしますので、お気軽にお声がけください。
また、矯正に限らずすべての治療に言えることですが、患者さまにご納得をしていただいてから治療をさせていただいています。ですので、説明には時間をかけてご理解をしていただくようにしています。わからないことがあれば、時間をかけてでも説明をするようにしていますので、お気軽にご質問ください。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
歯周病は、今や国民の8割が発症をしていると言われる病気です。ですが、一方で発症をしたことに本人は気付かずに進行をしてしまう病気でもあり、自覚症状がないために、気づいた頃には炎症を起こしているなど、最悪の場合は歯が抜け落ちることもある病気です。場合によっては、治療のために麻酔が必要になることもありえます。
この歯周病を防いでいくために重要なことが一つあります。それが、入念なセルフケアをしていくことです。もちろん、セルフケアでは取れない汚れも中にはありますので、歯科医院で清掃をしていくことも作用が期待できますが、前提としてご自身での歯磨きができていないことが、何よりの歯周病の原因となってしまいます。
当院では、歯周病とはどういう病気なのかという説明と歯磨きの仕方の指導を入念にしています。ただ話すだけではご理解をいただけない場合もありますので、そういった際には染め出しでお口の中の汚れを一時的に着色し、どれだけ汚れているのかを直接見ていただくなどもしています。
そうすることで、自覚症状も芽生えて、より歯磨きをすることにも力を入れていただけ、結果的に歯周病を予防、治療をしていくことができます。
患者さまのご希望に沿った、ホワイトニングを提案しています。
ホワイトニングは、歯を削ることや抜くこともなく、今の歯より綺麗に見せることのできる施術です。
方法は簡単で、オフィスホワイトニング(※)の場合は、歯科医院で行うホワイトニングになりますので、歯科医師の指示に従ってもらいつつ、機械で白くしていきます。特殊な機材を用いて歯を白くしていきますが、ホームホワイトニングに比べて素早く白くすることが可能です。
ホームホワイトニング(※)はご自宅で行う方法です。患者さまのお口にあった専用のトレーをお作りして、薬剤をつけてそのトレーをはめていただきます。その作業を数日間続けていただくことで徐々に作用を出していきます。
患者さまの時間の都合に合わせて、おすすめの方法を臨機応変に変えています。
オフィスと比べて白くなる速度は遅くなりますが、その分後戻りがしづらいホワイトニングだと言われています。また、薬剤は沁みてしまうこともあり、オフィスの方が沁みる可能性があると言われていますので、知覚過敏の疑いがある方であれば、歯科医師の指示に従ってもらい、ホームを行うようにおすすめしています。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
良い点も悪い点も詳しくご説明させて頂いています。
被せ物にはさまざまな種類があります。金属のものから金属を一切使っていないもの、材料を混ぜているものなどさまざまです。それぞれ一つひとつに利点、欠点がありますので、一概に何をおすすめするというよりも、それぞれの特性をお話したうえで、患者さまに選んでいただくようにしています。そうした場合に言葉だけであればイメージがしづらいこともありますので、実物を見せてお話をしたり、パソコンを見せてイメージ画像を見ながら説明をしたりすることで、より理解をしていただけるよう工夫をしています。
また、どういったものを求めるかのカウンセリングは治療前にうかがっていますが、場合によっては被せ物だけではなく、ほかの治療との併用をすることも考えられます。そうした場合には、まずはご提案をさせていただき、そのあと患者さまにお選びいただくようにしています。
当院には、そのための知識や今までの症例もありますので、患者さまのご要望にお応えできるご提案が可能です。
歯科CTを用いて、精密な検査をしています。
インプラント(※)は失った歯の代わりをする機能を得ることができ、ブリッジや入れ歯にはない利点があります。
ブリッジは、両隣の健康な歯を削らなければいけないこともあり、一度削った歯はもとには戻りませんので、負担をかけてしまうことが欠点と言えます。
作り立ての入れ歯の場合は、多くの方がお口に合わずに、痛みや外れやすいといった問題を抱えることとなります。
一方インプラントは、顎の骨に、人体に馴染むボルトを直接埋め込んでいくことで、まるで本物の歯のように使っていくことができます。
その分、多少の硬いものも噛めるようになり、義歯であることの煩わしさをあまり感じない利点があります。
ただしその分、インプラントは治療も期間もほかの治療より、大きく長くかかります。そうしたこともあり、患者さまがインプラントの良いことも悪いことも知ったうえで、強くやりたいという意志をもつまで、治療は行わないようにしています。
ご興味がある方には、ご理解をしていただくまで説明に一時間以上時間をかけることもありますが、これも、患者さまの不安を軽減させるためです。
また、長くお使いいただくものでもありますので、治療後の二年間は、何か異常があった場合のために保証を付けています。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
視覚的にも分かりやすい説明ツールがあります。
入れ歯は毎日使っていくものなので、小さな問題でも患者さまにとっては大きな問題になりかねません。そのなかでよくある問題は、痛くて噛めないということや、噛み合わせの問題、外れやすいといった問題です。これらの問題をなくしていくためには徐々に調整をしていくことが必要です。
当院では、場合によっては歯科技工士に直接来てもらい、歯科医師と患者さまと歯科技工士という三者間で調整をしていくこともあります。そうした細かな調整を繰り返すことで、お口にフィットでき、なおかつ心地良く使っていただける入れ歯を制作していくことができます。
また、お口の中は時とともに形状が変化していくものです。少しの変化でも積み重なれば大きな変化となり、作った入れ歯と合わなくなることもあります。入れ歯をご提供した患者さまには、調整後も定期的にお越しいただき、また検査をしていただくようにしています。
入れ歯が使えない場合はインプラントという選択肢も提案できます。お口のなかに歯が失われた箇所をもつ方は、まずご相談ください。