歯周病の治療では、症状の進行度に合わせた対応を重視しています。例えば、歯周病菌などによって歯ぐきが腫れている状態で、歯と歯ぐきの隙間にある歯石を取ろうとすると、強い痛みが生じてしまいがちです。こういった場合、まずは歯と歯ぐきの境目についていて目に見える範囲の歯石を取った後、ご自身でしっかりとブラッシングを継続して行っていただきます。
3カ月後に検診に来ていただく時にはお口の中が清潔な状態になって歯ぐきが引き締まっているでしょう。これまで、歯ぐきに隠れて奥にたまっていた歯石が見える範囲に出てきます。その状態で歯石を取ることで、痛みを抑えながら歯周病治療を進めることができます。
このように症状に合わせて治療を行うことで、患者さまに負担の少ない治療をご提供することが可能です。
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2024年3月
2024年4月
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