しっかりとした事前準備を行い、噛み合わせを考慮しながら院長自ら型取りを行います
当院の院長は大学病院で義歯や冠の治療を行う補綴(ほてつ)学教室の医局に10年間在籍しています。そのため入れ歯の製作では、印象と呼ばれる型を取る段階からこだわりを持ち作成にあたっています。
まずは型取りを行う前に患者さまのお口の状態をチェックします。そこで骨の状態が良くない場合、まず先にその治療を行うなど、土台となる歯茎(はぐき)の状態を整えるなどの事前準備も徹底しています。また、一般的には歯科技工士が行う咬合床(こうごうしょう)の作成も院長自ら行っています。こうすることで患者さまの状態をきちんと把握しながら作ることができ、トータルで良いものを作ることができます。
また噛み合わせを見ながら作るので、力のかかり具合も考慮して型を取ることができ、患者さまによりしっくりくる入れ歯を作ることができます。自分にぴったりと合う入れ歯で、おいしく食事をしていただくことが健康にもつながると思っております。
当院では、開業以来お付き合いしている歯科技工士と連携を取りながら入れ歯の制作を行っております。例えば、歯ぎしりなど患者さまによって抱えている症状に違いがあるため、指示書一枚で作成の依頼を出すのではなく、直接クリニックに来てもらい、人口歯の配列を指示しながら細かなところまで綿密に打ち合わせをしております。このすり合わせをしていくことで、より連携もしっかり行うことができ、患者さまの細かな要望を入れ歯に反映することができます。
文章だけではわからないこともあるので、実際に咬合床(こうごうしょう)を見て打ち合わせをし、分かりにくい症例の場合には直接患者さまのお口の状態を見て作ることもあります。患者さまに合うものをお作りするため、きちんと手間をかけて入れ歯を完成させるよう心がけております。
入れ歯は作ったら終わりではなく、完成後もメンテナンスや調整が必要です。そのため当院は6か月ごとに粘膜などのチェックを行い、快適に使用していただけているか、またお口の中の状態は健康であるかを確認しております。入れ歯の清掃の仕方や調整に関するお話も始めにきちんとお伝えし、ケアの仕方もアドバイスしています。
また、定期的にチェックを行うことでお口の状態も確認でき、健康を維持することができます。基本的には入れ歯の安定剤を使用しなくても良いように、徐々に道具の特徴をつかみながら噛めるようにしていきます。このようにきちんと定期的なチェックやケアをすることで、より長く、良い状態で入れ歯を使用することができ、お口や費用面の負担を減らすことができます。
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