当院では「虫歯・歯周病・顎関節症」は、歯の噛み合わせが引き起こしていることが多いと考えています。
多くの人は自覚していませんが、噛み合わせの悪い人は、寝ている間に多少なりとも歯ぎしりをしています。噛む力というのはとても強く、歯や顎(あご)には自分の体重並みの力が加わっています。噛み合わせが悪いと、噛み合わさっている歯に、合わさりの悪い歯の分の力までかかってしまいます。その力により、顎と接触している歯の根元が欠けてしまうのです。
歯の根元が欠けると、歯がぐらぐらしてきます。歯と歯ぐきとの隙間が大きくなり、そこに菌がたまって歯周病や虫歯になりやすくなります。噛み合わせのバランスもさらに悪くなり、噛みやすくするために無意識に顎の位置がずれていき、顎関節症になってしまうこともあります。
このように、噛み合わせが悪いことのデメリットは多く、放置しておいてよいことはそうありません。当院は、噛み合わせの治療に特に力を入れていますので、ご自分の噛み合わせが気になる・治療したいと思われている方は、ぜひご相談ください。
当院へ来られる患者さまの多くは、歯の痛みや口が開かないといった症状をお持ちです。しかし、それらの治療をしても、一時的な対処でしかありません。問題の根本である噛み合わせの治療をしない限り、繰り返し同じ歯に虫歯ができたり、同じ部分に歯周病があらわれたりしてしまいます。最終的には治療のしすぎで歯が削れなくなり、抜歯することも考えられるのです。
当院は噛み合わせの治療を重視して、患者さまにおすすめしています。噛み合わせが悪い状態だと、寝ている間の歯ぎしりなどで一部分の歯にのみ負担がかかり、どんどん歯が削れていきます。歯を矯正したり、低くなっている歯の高さを補う処置をしたりして、噛み合わせを整えることで、その歯の負担を減らすことが可能です。
「仕事や私生活が忙しくて、歯医者に行く時間ももったいない!」と思われている方こそ、セルフケアの手間を軽減するためにも、噛み合わせを治療することをおすすめいたします。
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