滅菌・消毒への取り組み
当院では院内感染の予防のために、使い捨てできる器具は使い捨てとし、使い捨てできない器具は以下の滅菌機器を使って滅菌・消毒しています。
・オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)
高温・高圧力下で、細菌や微生物を細菌・微生物がまきちらした胞子レベルまで滅菌します。
ピンセットやミラーなどの診療用具、ガーゼや綿、トレーや手術用具などの滅菌に使用します。
・EOG
エチレンガスを使った滅菌器です。
オートクレーブを使用できない、熱に弱い製品(ビニール、ゴム、プラスチック、ガラスなど)を滅菌します。
・紫外線保管庫
滅菌・殺菌された器具や道具は、紫外線を使った保管庫にて殺菌された状態で使用直前まで保管しております。
・クリアポパイ(手指用消毒器)
セラミックヒーターによる約60℃の熱風と紫外線により、10~15秒で手指に付いた付着菌の消毒ができます。
クリアポパイは薬用せっけんで手を洗った後に使用する機器です。
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌、大腸菌、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ菌、緑膿菌などの消毒ができます。