最近は、歯の痛みではなく、顎(あご)の痛みを訴えて来院する患者さまが増えています。この症状は悪化すると、頭痛、肩こり、吐き気、めまい、耳鳴り等を引き起こすことがあります。
原因は、歯の噛み合わせのズレやくいしばり、心の問題等が考えられます。治療法は、スプリント、整体、夜用のスプリントがあり以上のような治療を行い、劇的に症状が改善される方もいらっしゃいます。治療の目安は3~4回です。
日々のストレスによって、無意識に歯を食いしばっている方が増えていると感じます。その食いしばりが原因となって、顎関節症や歯周病、歯の破損といったトラブルが起きていることもあります。このように噛み合わせに問題が生じると、偏頭痛や肩こりなどの不調を招く可能性があると考えていますので、早めに対処するためにもお口のチェックにお越しください。
上下の歯の中心が合っているかなど、さまざまな検査を通して噛み合わせをチェックした後、必要な治療を行います。例えばマウスピースを使用して睡眠時の食いしばりを防止したり、歯並びを整えるために矯正治療を検討したりと、その方の状態に合わせたプランを考えていきます。