大人と子どもの矯正治療の違いについて
お口周りの成長が終わっている大人の矯正治療に対して、子どもの矯正治療は、顎の骨やお口周りの筋肉などが成長によって刻一刻と変化をしていることが大きな違いです。また、子どもの頃の呼吸の仕方や運動機能、発声、食事などの生活習慣や癖が、歯並びやお口周りに対して影響を与えることが多いと当院は考えております。
中でも、昨今当院でご相談を受けることが多いのが口呼吸です。口呼吸は、顎の骨の成長が足りないことが影響して鼻の奥が狭くなっていることが原因なことがあり、これによりお口を閉じない習慣が付いてしまう恐れがあります。そこで当院は、顎の骨を広げて鼻呼吸がしやすくなるように促す、「呼吸改善顎骨矯正」を行っております。
また、指しゃぶり、爪を噛む、頬づえなど、口元の筋肉に負荷を与え、歯並びの乱れにつながるような癖に対しても、研さんを積んだ歯科医師の目と技術を用いてコントロールしながら、お口周りの定期的な検診を通して計画通りの歯並びにできるよう努力しております。
当院が、乳歯から永久歯に生え変わったお子さまに対してご提案しているのが、マウスピース矯正です。
当院は小学校高学年から中学生にかけて矯正装置を付ける場合、周囲の目が気になる、というお子さまが多くなると考えています。そのため、装置が透明で目立ちにくいマウスピース矯正ならば、友達とおしゃべりをするような場面でも、周囲の目が気になりにくいのではないかと思います。
また、ワイヤー矯正のように治療を終えて装置を外す際、装置を固定するための接着剤が歯にダメージを与えてしまうというようなリスクがない点も、着脱式のマウスピースのメリットです。
お子さまの心身ともに負担の軽減が期待できるマウスピース矯正を検討いただければ、幸いです。
当院は、歯並びが気になる方や矯正治療に関心のある方に対して、治療のシミュレーションをお見せして説明を行っております。
矯正治療は長い期間を要するので、その期間で歯がどのように動くか、治療後のお口周りがどうなっているのかといったイメージを、お子さまと親御さまと共有することが必要だと思っています。
5分から10分程度で診断ができることに加え、その場ですぐにシミュレーションや治療期間の説明が行える3Dスキャンは、非常に役に立つと考え導入しました。
3Dスキャンによって痛みが起きることはないので、小さなお子さまでも問題なく受けていただけると思います。気になる親御さまは、いつでもお申しつけください。
当院は、お子さまが成長した後にも長くご自身の歯を残していただけるよう、予防面も重視して矯正治療に臨んでいます。
虫歯の多い、少ないは1歳半から3歳頃に決まると考えています。そういった理由があるため、当院が親御さまにご提案しているのは、早い段階から定期的な検診を受けていただくことです。定期検診では歯並びや舌の使い方、頬の筋肉など、お口周りの状態を全体的に診断し、必要と判断すれば、お口周辺の筋肉トレーニングや矯正治療などのご説明をいたします。
虫歯治療も矯正治療も、早期発見と早期治療が非常に重要です。お子さまのお口の中の状況が気になる親御さまは、なるべく早めに診察に来ていただければと思います。
初診
虫歯や歯周病、親知らずがないか検査を行い、矯正治療についての説明をします。
矯正検査
矯正治療用レントゲンやお口の中、お顔の写真を撮影します。また、噛み合わせの型取りや顎の動きなどお子さまにどんな癖があるかを確認します。
診断
診断結果や治療方針、治療期間、費用について細かく説明いたします。
矯正治療
トレーニングや生活習慣の見直しを行うことで、お子さまの口元を健康に導いていく治療を行います。
経過観察
定期的に虫歯のチェックやお口の中のお掃除、歯並びの経過観察を行い、治療が計画通りに進んでいるかを親御さまとお子さまとともに確認していきます。
よっちゃんさんの口コミ (鹿児島県/30代/男性)
2023年1月 投稿
よかった点 | |
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施設 | 清潔感 内装・設備 アクセス |
対応 | 人柄・気づかい 電話・受付対応 子供への配慮 |
治療 | 説明 丁寧さ |
防菌 | 飛沫対策 スタッフの感染防護対策 |
ネット予約・空き状況確認 |
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