より良い顎の発育や永久歯をきれいに生えそろえるためのサポートをいたします
成人矯正の場合、歯を動かすスペースを作るために健康な歯を抜く必要に迫られる場合があるなど、治療にかかる負担が大きくなりがちです。
しかし、小児矯正の場合は永久歯をきれいに並べるための土台を作ることが目的の一つなので、例えば、お子さまの発育に合わせて顎の骨を広げる装置を使って永久歯を並べるためのスペースを作る治療を行うことで、抜歯のリスクを回避できる可能性が高まります。これは床矯正と呼ばれる方法で、顎の骨が成長中のお子さまのうちにしかできません。
また、歯並びのデコボコや重なりがなくなってお口のケアがしやすくなれば、将来にわたって虫歯や歯周病になるリスクを抑えやすくなるなど、矯正治療はお口の健康維持や向上にも役立つ治療です。お子さまの歯並びや噛み合わせが気になっている親御さまは、ぜひ一度当院へご相談にお越しください。
当院に常駐している歯科医師が、矯正治療を担当いたします。そのため、矯正治療に関するご相談やトラブルへの対処をいつでも承ることが可能です。
例えば、お子さまの虫歯治療や定期検診にお越しになった際に、矯正治療についてご相談いただいても構いません。ご相談いただければ、お子さまのお口の状態をチェックした上で、治療の必要性や治療を開始するタイミングについて検討いたします。
また、矯正治療中に装置が破損してしまったり、歯並びの改善に伴いお口に合わなくなったりすることがあります。そういったトラブルが発生した際は迅速に対応しますので、なるべく早く当院へご相談ください。
顎の骨が狭いと永久歯がきれいに並ばず、歯と歯が重なったり、永久歯同士が押し合って斜めになったりするなど、歯並びが乱れてしまう可能性が高まります。そして、顎の成長が終わった後に矯正治療を受ける際には、抜歯を伴うなど、身体的な負担が生じてしまうかもしれません。
お子さまの歯並びが気になるという親御さまは、小学校3年生から4年生の間、年齢で言うと8歳から10歳頃に一度ご相談にいらしてください。
個人差はありますが、お子さまの歯はその頃に乳歯から永久歯へと生え変わります。そのタイミングで矯正治療に取り組み、成長に合わせて顎の骨を広げていくことで、抜歯をせずに歯並びをきれいに整えられるケースもあります。
無料相談
初回のご相談は無料です。矯正治療についてのご説明をした後、ご要望を伺います。
精密検査
レントゲンやセファログラムでの撮影、光学式口腔内スキャナーでのスキャニング、お口の中の写真撮影などを行います。また、矯正治療中は虫歯などのリスクが高まるので、その検査も事前に行います。
お時間は1時間程となり、検査料は当日のお支払いをお願いしております。
コンサルテーション
検査から1週間後を目安にお越しいただき、治療方法、治療期間、使用する装置や注意点など、検査結果を基に立てた治療計画をご提案いたします。ご提案内容に同意をいただければ、矯正治療を開始します。
ただし、虫歯などの問題が見つかった場合は事前治療を行いますのでご了承ください。
事前治療
虫歯などの問題が見つかった場合は事前治療を行います。治療回数は、症状の進行具合などにより異なります。
歯磨き指導
矯正治療中のお口のトラブルを防ぐためには、日々のケアも重要です。そのため、正しいブラッシングができるよう歯科衛生士がご指導いたします。仕上げ磨きやチェックをしていただくため、お子さまだけでなく親御さまにもご指導します。
装置の装着
クリーニングを行い、装置を装着していきます。
上下で分けて装着するので来院回数は2回、1回1時間程いただいております。
調整
1カ月に1回程度のペースでお越しいただき、装置の調整のほか、虫歯予防のためにクリーニングやフッ素塗布を行います。
定期的にきちんとお越しいただくことで、結果にも差が出ると思います。できる限りサポートしますので一緒に頑張りましょう。
装置の取り外し
矯正治療を終えたら装置を取り外し、後戻りを防ぐために装着していただくリテーナー(保定装置)の型取りを行います。
保定
2週間後を目安にお越しいただき、保定の注意事項をお伝えして保定装置をお渡しします。保定装置はお子さまご自身で取り外しができますので、装着時間を守っていただき、後戻りを抑えられるよう親御さまもご協力をお願いします。
また、保定期間が終わっても、歯の健康を守るために3カ月に1回は定期検診を受けていただくことをご提案しております。
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