Q. 小柳先生が思うこやなぎ歯科医院様の魅力はなんだと思いますか?
こやなぎ歯科医院様の紹介をお願いいたします。
だいたい歯科の治療というのは、「痛い」というイメージがあって、暗い気持ちで来られる方が多いですよね。でも、当院は、そこから気持ちが切り替えられるような、明るい気持ちで帰ってもらえるような歯科医院でありたいと思っていて、そのために、いろんなことを心がけています。もちろん治療自体をしっかりやることもそうですし、いろんな会話とか、コミュニケーションも取りながら、「もう大丈夫ですよ」という雰囲気で接して、リラックスしていただけるように、心がけています。
Q.これまで数多くの患者さんの治療をされてきたと思いますが、その中でも特に印象に残っている患者さんとのエピソードをお聞かせください。
当院にいらっしゃる患者様はとても年齢層が広いんですが、その中も最高齢の方が、93歳の方なんですね。でもその方は今でもちゃんと歯がある方で、すごく元気なんですよ。そういう方はやっぱり、定期検診にもう何年もずっと来て下さっている方なんですね。ご本人もメンテナンスの大切さをちゃんとわかっていらっしゃるから、欠かさず歯のチェックには来られています。
歯が良い状態だと、健康で長生きができるということを、代弁してくださっているような方ですね。
Q. どのような時に歯科医師の「やりがい」を感じますか?
やっぱり、患者さんに感謝の言葉を頂けた時です。たとえば入れ歯の調子が悪くて、調整してあげて、次に来られた時に、「何でも噛めますよ」とか、「痛みが取れました」とか、そういう言葉を頂けたら嬉しいですし、歯医者をやって良かったな、と思いますね。
Q. 歯科医師である先生からみる「良い歯医者」とはどのような歯科医院でしょうか。
「患者さんにきちんと説明を全部してあげる」ということでしょうね。そして、聞かれたら何でも答えることができること。それにはちゃんと、研鑽を積んでいることも必要ですね。そこにさらに、何か一つ、「ポリシー」を持っている先生が、いい先生だと思います。
――ちなみに小柳先生のポリシーは何でしょうか?
患者さんごとに治療って変わると思うので、その人の持っているバックボーンを理解することですね。経済的な部分もそうだし、仕事を持っているのか、主婦なのか、どんな仕事をしているのか。そういった点でも違いますよね。
「噛める」という機能的なことはもちろん大事ですけれど、若い女性であれば、「見た目」がすごく大事なことだってありますよね。
そういったことも踏まえて、いろんな患者さんに、できる限り納得していただけるような、精一杯のことをやりたいと思っています。
それにはやっぱり、自分の考えを押し付けるのではなくて、患者さんの状況をよく聞くことですよね。その点は大事にしています。
Q. 先生は予防歯科にもかなり力を入れられていると思いますが、
今後力を入れていきたい診療や、先生ご自身の目標などがあれば聞かせ下さい。
実は、歯の治療で特に大事なのは「かみ合わせ」だと思っているんですよ。ものを違和感なく食べられるということは、人間としての基本なんです。なので、そこを改善してあげるということを大事にしています。
その手段の中には、インプラントがあったり、義歯があったりもするわけですが、できるだけ自然に、もともと入っている歯のような感覚で噛めるものを入れることができるように、なるべくそれを目指しています。