予防歯科の治療内容｜そのき歯科医院

噛み合わせが悪いまま長い期間噛んでいると、あごがずれて顎関節症を発症してしまうことがあります。

これは無意識のうちに噛みやすいように噛み方が徐々に変化し、結果として噛む動きを作り出す顎の関節がずれてしまうことが原因です。しかし、あごのずれは徐々に起こるので患者様自身で気づいた時には既に重度の顎関節症になってしまっていることがほとんどです。

噛み合わせの調整を行っている中で、何度調整しても定期的にズレてしまう患者様がいらっしゃいます。そういった患者さまはあごの関節がずれてしまっていた方がほとんどで、噛み合わせを再構築することで、徐々に噛み方が正常な動きへ戻っていき、結果としてあごの関節が正常な動きへと戻っているためこのようなことが起きます。

患者様には治療時にどういった結果が予想されるかをしっかりとお伝えし、何度か調整が必要な場合はご理解いただいた上で治療を行っています。

お口の中を治療する際、その基礎となるのは歯周病の治療と予防です。患者さまは歯が痛い、歯ぐきが腫れたなど、お一人おひとり訴える症状が違います。当院はそうした症状の治療のみならず、歯周病の有無をチェックし、もし確認できたら治療もしくは予防していきます。

歯周病を患っているかどうかを絶えずチェックしておくことが大事です。歯周病は油断大敵な病気です。散見するのは、噛み合わせがたまたま良くて、ちゃんと歯みがきをしていないにも関わらず、歯周病や虫歯に感染していないというケースです。その方の免疫によって、歯周病菌に感染しないでいるのです。そういう方々のケースでも、良い状態を維持できるかはわからないため、ブラッシングをこまめに行うようにアドバイスしております。