治療後のメンテナンスがとても大切です。患者さまが無理なく通える期間を設定します
歯周病治療で大切なことは治療後のメンテナンスです。いくら治療をしてもその状態を長持ちさせられなければ、歯周病はすぐに進行してしまいます。当院では、患者さまの状態に合わせてメンテナンス期間を設定し、無理なく通っていただきたいと思います。
治療はスケーリング（「スケーラー」という器具を使い、歯石を落とす治療）などを行って、お口のなかの状態を整えてからお口のなかの菌を確認します。患者さまにも現状を理解していただき、メンテナンスを行っていきます。患者さまには歯周病の進行度合いと合わせて、歯周病になるリスクについてもご説明いたします。お口のなかがどのような状況かを把握することで、患者さまの治療に対する意欲も変化してきます。治療後の状態をなるべく長く維持して、お口のことで悩むことがないようにしてサポートさせていただきたいと思います。
歯周病の特徴
顕微鏡を使用して確認することで、目で見て菌の量を確認していただけます
顕微鏡を使用して菌の量を確認することで、患者さまに合わせたていねいな治療を行っていきます
当院では顕微鏡を使用して菌の状況を確認していただけます。これにより、どれだけ菌がお口のなかに潜伏していたのかを、目でみて確認することができます。お口のなかの状況を知ることで、患者さまのお口に対する意識が高まることにもつながります。
状況を把握するということはとても大切です。お口のなかの状況が分からないと、患者さまも治療に前向きになりにくいと思います。顕微鏡の使用は現状を理解しやすくすることに加えて、患者さまの動機づけにもなります。
患者さまには、何を行う必要があるのか、どうしてそうなったのかをていねいにご説明いたします。よく理解していただき、改善するために前向きに治療に取り組んでいただきたいと思います。
PMTCを行い、お口のなかの汚れを落とします
メンテナンスの際には毎回PMTCを行っています。タバコのヤニや茶渋などの着色がひどい場合には、専用の粉を吹き付けてクリーニングを行うことで着色汚れも落とすことができます。
PMTCを行うことでお口のなかをすっきりさせることができます。加えて、歯の色もきれいにすることができるので、見た目が気になっていた方にもおすすめです。口内環境をきれいにし、素敵な笑顔にもつながると思いますので、ぜひ定期的にメンテナンスを受けていただきたいと思います。
