関門トンネル前オレンジ歯科

高校3年生までは実家の家業を手伝うつもりで、特に目的もなく過ごしていました。ところが急遽、関東で仕事をしていた兄が地元に戻って家業を継ぐことが決まり、進路を考え直すことになったのです。
しかし、ネクタイを締めての宮勤めがあまり好ましくなく、両親や担任の先生が「手に職を持て」と勧めてくれたこともあり、高校3年生の夏に歯科医師の道へ進むという進路が決まりました。

治療を行う際には、患者さまと良好な関係を築くことを大切にしています。実際、歯科医院には合う、合わないがあると思います。しかし、どの患者さまに対してもやさしく丁寧に接することで、最後には「ここに来て良かった」という気持ちになっていただきたいと思っています。また、患者さまとコミュニケーションを欠かさず、ささいなことでも話していただけるような環境を整えています。

当院は、広いキッズルームを設置、そしてキッズルームの様子を見ながら診療を受けられるユニットも備えています。院内の壁にイラストを貼ったり、待合室には絵本やぬいぐるみを置いたり、駐車スペースの壁一面にもイラストを並べてお子さまが楽しめる空間を提供しています。ベビーベッドもご用意しており、小さいお子さまがいる親御さまも治療に専念できる環境をご用意しております。

「患者さまに迷惑をかけない」、「感謝の気持ちを忘れない」は、スタッフが共通して心がけてもらうように伝えています。歯科医師には、一般診療から歯科口腔外科に至るまで、日々の診療の中でアドバイスをしています。セミナーなどについては、歯科医院から半額の補助をお出しするようにしています。要望があれば、院内での講習会やセミナーを開催することもあります。歯科衛生士や歯科助手に関しても、可能な範囲をそれぞれに設けています。

歯科医師、歯科衛生士、歯科助手など、それぞれの職種が独立し、意識を高く持って取り組んでもらうことでより良い診療が行えると思っています。そのうえで、やりたいことや学びたいことなどを言ってもらえれば、率先して取り入れスキルアップできる環境づくりを整えていくつもりです。

私は、大学時代から地元である山口県から離れていましたが、生まれ育った西日本へ戻ろうと考え、インターネットで求人を探していた際に、実家がある山口県下関市に大型ショッピングモールができる計画があることを知りました。
やや勢いもありましたが、これまでに経験してきたことを生まれ育った地域で貢献したいと強く思い、開業を決意しました。今後も北九州市門司区の歯科医師として、地域の皆さまのお口の健康をサポートし、患者さまがリラックスして歯科診療を受けられるようさまざまな環境づくりに取り組んでいきたいと考えております。