治療内容｜やまもと歯科クリニック

お子さまの歯は大人の歯より弱いため、虫歯の進行が早いと言われています。そのため、お口の中のトラブルが生じる前に、歯科医院での定期検診を受けることがとても重要です。当院では、治療後の「予防」に力を入れて、病気が再発しないお口の環境を維持できるようにサポートしています。

治療を行った後は、虫歯菌の活動を抑制する作用のある「フッ素」をご提供しています。もちろん、フッ素塗布をしただけでは予防にはならないため、ご自宅で行うブラッシング方法を、お子さまと親御さまにご説明しています。お子さまが治療する時は親御さまも一緒に治療室に入っていただけますので、お子さまが頑張る姿を見て、応援してあげていただければと思います。

現在、40代以上の日本人の半数ほどが歯周病に罹患（りかん）しているといわれます。
歯周病は歯を支える歯肉や歯槽骨といった組織の病気ですが、自覚症状がほぼないまま進行するため、痛みや歯茎の腫れなどを訴えて来院されたときにはかなり重症化しているケースが多くなります。

歯周病の原因は、プラーク（細菌の集団）の中に含まれる嫌気性細菌であり、歯肉と歯の間の溝や歯周ポケットなど、目で確認しづらい部位に深く生息し、炎症を誘発する毒素を発します。
この毒素によって歯を支える骨が溶かされ、最終的には歯を失うことにもなりかねません。

もちろん、放置しておいて改善することはありません。
こうした恐ろしい感染症であることをご認識いただいたうえで、自覚症状が出る前に歯科医院へ定期的に通院していただきたいと考えております。

歯周病を予防するためには、口内の清掃が重要です。
常日ごろのご自宅でのケアはもちろんのこと、歯科衛生士などによるクリーニングを定期的に受けることが、歯周病の早期発見・早期治療につながるばかりでなく、予防にも大変いいです。

歯周病は再発しやすい病気です。
再発させないためにも罹患（りかん）しないためにも、定期検診は有益です。
喫煙や食生活、日ごろのブラッシング方法などについてもアドバイスさせていただき、細菌の除去に努めますので参考になさってください。

お口のケアを充実させ、治療後の状態を維持することで楽しく美味しい食事を召し上がっていただき、明るくおしゃべりしていただけるよう、スタッフともども全力でサポートさせていただきます。

18歳から22歳ごろになって生え始める第3大臼歯は、親知らずと呼ばれます。
虫歯でない場合でも、歯肉を押し分けて出てくるため痛みが生じるケースや顎の小ささに起因して正常に生えないケースも多く、磨きにくさから虫歯や歯周病を引き起こす原因にもなります。

天然の歯をなるべくそのままにしていきたいと考えていますが、残すことで他の歯に悪影響を及ぼすようであれば、抜くにこしたことはありません。
全ての親知らずを抜歯する必要はないものの、患者さまお一人おひとりの症状や位置を考慮したうえで、治療方針をご提案してまいります。

また、抜こうとする親知らずの大部分がまだ骨の中にある場合や歯の根のかたちが複雑な場合は、歯肉の切開や骨や歯の切削に口腔内のデータが必要になります。
歯科用CTを備えている当院では、落ち着いて施術を受けていただけます。

入れ歯が割れた、もしくは欠けてしまったことが原因で、食事がうまくできないとお悩みの方はご相談だけでもいいので、お気軽にお越しください。当院は、「入れ歯のお悩みはその日のうちに改善すること」をモットーに、日々診療を行っています。

また、お口に合っていない入れ歯を使用し続けていると、残っている歯が傷ついてしまったり、お口全体に悪影響を及ぼしたりすると言われています。残っている歯を保存するためには、痛みがなかったとしても、定期的に歯科医院で微調整を行うことが重要です。当院は、地域の皆さまがおいしい食事を楽しんでいただけるように、なるべくその日のうちに違和感なくかめる入れ歯をご提供できるよう努めますので、お気軽にご相談ください。