A.できる限り「削らない」「抜かない」治療を心がけ、天然歯をきちんと残すようにしています。
一度失った歯は元の状態に戻すことはできません。そのため、歯を削る時はできるだけ範囲を抑えて削るように配慮しています。それでも削る治療をくり返せば、歯の寿命は短くなります。
だからこそ、お口のトラブルの早期発見・早期治療が大切になります。定期検診をすることで、虫歯になりそうな兆候を早めに見つけて対処することが可能です。歯を削らずに済むケースも少なくありません。
1本1本がかけがえのない大事な歯です。一緒にご自身の歯を守っていきましょう。
A.できるだけ早く痛みを抑えるよう努めていますので、一度ご連絡ください。
当院では急患にも対応しています。急な歯の痛みを覚えた方はそのままにせず、一度ご連絡いただければと思います。しかし、できれば痛みが出る前、もっと言えば特に問題を感じていない場合でも一度見せにお越しいただきたいと思っています。
虫歯は急に発症するものではなく、時間をかけてゆっくり進行するものです。もしも深く進行する前に必要な処置をすることができれば、負担の大きい治療を避けることができて、歯を削る量も少なく済むでしょう。
それでもやむなく歯を削る場合は、麻酔を使って治療の痛みを軽減していきます。可能な限り削る歯の量を抑えて、小さなつめ物だけで治療を終われるように努めていますので、大切な歯を残すためにも当院へお越しください。
A.歯が生えそろう4歳くらいから始めることをおすすめしています。
医院周辺には幼稚園や保育所、小学校が多いこともあり、お子さま向けの診療メニューも準備しています。お子さまの治療で重視しているのは、歯科医院に対する恐怖心やトラウマを植え付けないということです。最初は泣いてしまう子もいますが、その状態でチェアに座っていきなり口を開けてもらうようなことはありません。
まずはゆっくりとお話することから始めます。無理強いはせず、お子さまの意思で口を開けてくれるようになってから治療へ移行しています。鏡を見てもらいながらお口を開けている状態に慣れていただき、すぐ終える処置から始めます。その時に痛い思いをさせてしまっては台無しですので、レーザーなども使用し、できる限り痛みに配慮しています。
また、お子さまにはぜひ「そもそも治療を必要としない状態」を目指していただきたいと思っています。虫歯予防のために、歯が生えそろう4歳くらいからの定期検診をおすすめしています。親御さまにもご自宅での仕上げ磨きについてアドバイスいたします。
A.基本的に保険内でクリーニングやブラッシング指導を受けていただけます。
当院では、患者さまに予防歯科の大切さをご説明し、定期検診をおすすめしています。定期検診では、器具を使って歯垢や歯石を除去するSRP(スケーリング・ルートプレーニング)のほか、ブラッシング指導を通して口内環境を整えていきます。
特に歯周病を予防するためには定期的に歯科医院でチェックすることが大切です。歯周病は初期の段階では自覚症状が少なく、自分ではなかなか気付けないからです。
また、日々のブラッシングも重要です。ご自分で歯を磨けているつもりでも、実際に見てみると磨き残しが多かったという方も少なくありません。歯科衛生士がお口の性質に合わせたアドバイスをしますので、当院と虫歯・歯周病が進行しにくいお口を目指しましょう。