ふくしま歯科医院

お口の中をトータルでケアできるよう一通りの歯科治療は学んできていますが、一つ挙げるとすれば、お子さまのお口について深く学んできました。実際に日本小児歯科学会認定の小児歯科専門医の資格も取得しています。

小児歯科ではお子さまのお口全てを診ます。虫歯だけでなく歯科口腔外科の領域についても学ぶため、幅広い知識が得られると思い、この分野を選びました。あとは、お子さまに対して苦手意識がなかったのも、選んだ理由として大きいですね。

患者さまが今お困りのことをしっかり伺うのはもちろんですが、その方のバックボーン、お仕事や普段の生活についても伺うようにしています。治療とは直接関係ないように感じられるかも知れませんが、それらの情報が治療に関係することもあります。

例えば、つめ物が取れた方の場合、取れるまでの経緯や食事を含めた生活環境などを知ることで、原因が分かることもあるのです。そういった情報を大切にしたいと思います。

なるべく分かりやすい言葉で、専門用語は用いずに説明するよう心がけています。また模型を使ったり、パンフレットや本などの図を見せたりしながら説明することもあります。

例えば、歯周病の説明でしたら、歯茎の中がどうなっているのか分かるような模型を使います。口内の写真を撮り、それをお見せしながら話すこともあります。こうすることで、言葉だけの説明より理解していただきやすいのではないでしょうか。

引き続き、お子さまの歯科治療に力を入れていきたいと思っています。お子さまに歯科医院を楽しい場所と認識してもらえる診療を目指します。

また高齢化社会を迎える日本で、歯科医師として地域医療に何か貢献したいと模索中です。歯科だけでなく医科や薬局、ケアマネージャーの方とも連携することで、地域の皆さまのお役に立ちたいと考えています。

特にトイレの設備にはこだわりました。改装してからだいぶ経ちますが、おむつを交換するための台やお子さまを座らせるための椅子を設置しています。小さなお子さま連れの親御さまにも気軽に来ていただきたいという思いで、このような設計にしました。

また当院は窓が多く自然光もたっぷりと入るため、日中はとても明るく、心地よい空間になっていると思います。

当院には、勤務年数の長いスタッフが揃っています。長く一緒に働いているため院内のことはよく分かっていますし、患者さまのこともしっかりと理解してくれています。患者さまにとっても、久しぶりに受診した際に以前と同じスタッフがいることで、リラックスしていただけるのではないでしょうか。

スタッフ一同、これからも患者さまのお口の健康を守っていきたいと思っています。

私の生まれは北九州市小倉です。開院するなら県内でと考えていたので、北九州市か福岡市かで迷ったのですが、いくつか物件を見て雰囲気の明るい、梅光園の街が気に入り、1999年に開院しました。まだ九州大学のキャンパスがこの近くにあった頃です。

その後、九州大学のキャンパスが移転し、ずいぶんと様変わりしましたね。活気がありつつも、この周辺はご年配の方も多い、落ち着いた街で、ここで開院して良かったと思っています。

ぱっと見ただけでは分からないのが難しい所ですね。それに、実際に行ってみたとしても、歯科医師が勧める治療と患者さまが受けたい治療にはズレがあることも少なくありません。そこをどうやってすり合わせていけるかが、歯科医師の腕の見せ所です。

まずは足を運んでみて、納得できる着地点を探ってくれる歯科医院かどうか見るのが良いのではないでしょうか。

やはり食生活が大切なのではないかと思います。何を食べるかだけでなく、間食をいつどのように食べるかも大切でしょう。

お口は外から身体へ食べ物が最初に入る器官ですから、身体が正常に機能していくためにも健康に保つことが大事です。普段からお子さまの口元やお顔全体のことに注意してあげて、予防のためにも歯科医院へ通ってください。子どもの頃から習慣が付いていると、大人になってからも継続して通えるようになるでしょう。

実はここ数年、ほぼ毎日自分でお弁当を作って持って行っています。なので休日はその週のお弁当のおかずを作るための買い出しで、よくスーパーマーケットへ行っています。

元々はあまり料理はしなかったんですが、近くに飲食店が少ないことと、なるべく自分で作ったものを食べたいという思いもあり、始めたのがきっかけです。

以前は旅行も好きだったので、落ち着いたらまたどこかに行きたいですね。