診療室にはモニターを用意しています。歯茎の様子などご自身でご確認いただけます。
歯周病治療では、症状が軽い場合にはスケーリングやルートプレーニングを行います。
スケーリングとは、スケーラーと呼ばれる専用の器具を使って歯垢(プラーク)と歯石を除去する治療法ですが、痛みを感じる患者様もいますので、当院ではエアフローを併用しています。エアフローは歯に微細なパウダーをウォータースプレーで吹きつけ、時間をかけずに着色汚れや歯垢を落とす器械です。
ルートプレーニングは、医療機器を使用し、歯茎(はぐき)の内部にまで入り込んだ歯石を除去します。
症状が重い患者様の場合には、歯茎を切開して膿(うみ)を出す外科的処置を行います。また、歯の奥の組織の歯槽骨(しそうこつ)や歯槽膜(しそうまく)が溶けかかっている場合には骨や膜の移植で治療します。
歯周病で溶けてしまった顎の骨や歯根膜(しこんまく)などの歯の周りの組織を再生させる歯周組織再生療法の一種のエムドゲイン法(※)を行っています。エムドゲインとは歯が生えてくる時に大切な働きをするタンパク質の一種で、それを歯周組織に塗布することで組織の再生を促す治療法です。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
CTです。インプラント治療では歯や顎の位置関係を把握する必要があります。
院長は大学卒業後、九州大学歯学部で、インプラント治療(※)の研鑽を積んでおりました。インプラント治療では、歯科用CTなどの機器で検査を行います。歯科用CTでは3次元の高画質画像が得られるため、とてもわかりやすい診断ができます。また、放射線量が少なくなっていますので、体への負担も抑えられます。
せっかく時間と費用をかけて治療したインプラントを長持ちさせるためには、その後のメンテナンスが大切です。患者様の中にはインプラントはメンテナンスが必要ないと思っている方もおられますので、治療前のカウンセリングでは、できる限りメンテナンスの必要性を説明し、理解していただくようにしています。
インプラントはメンテナンスをしないと、歯周病のように周りの組織が炎症を起こします。ひどいケースですと、インプラントが抜け落ちてしまいます。そのため、その予防のための定期的なメンテナンスが必要になります。治療直後は1ヶ月に1回、その後は3ヶ月~6ヶ月に1回のメンテナンスをおすすめしています。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
ホワイトニング機器を導入しております。
当院では、単なる見た目の美しさだけではなく、健康的できちんと機能することを前提に美容診療を行っています。患者様にその考えを理解していただいたうえで、治療前後の症例写真などを見せながらカウンセリングを行います。それから、ご希望によってホワイトニング(※)やラミネートベニア(※)などの治療を行います。
ホワイトニングは薬によって歯を白くする治療法で、当院では患者様がご自宅でマウスピースと薬剤を使用して行うホームホワイトニング(※)をおすすめしています。
ラミネートベニアとは、歯の表面を薄く削ってセラミックを貼り付けて歯をきれいにする治療法です。ホワイトニングでは落とせない歯の変色もきれいにすることができます。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
当院ではコンポレットレジンという虫歯を取り除き削った部分に、自然の歯に色が近いプラスチックのレジンを詰める治療をていねいに行っています。これは、小さな虫歯の時に有効な治療法です。
セラミック(※)とプラスチックの成分が含まれた、プラスチックのレジンよりも耐久性に優れたハイブリッドセラミック(ハイブリッドレジン)の被せ物や詰め物を作る治療も行っています。特に、2012年4月から第1小臼歯、第2小臼歯という歯に対し、コンピュータ制御で作製するCAD/CAM装置使用のハイブリッドレジンが保険適用になりましたので、おすすめしています。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
白い診療チェアです。
当院では、月に数回、矯正担当の歯科医師が来て治療に当たっており、矯正治療(※)をご提供しています。金属製のブラケット(歯とワイヤーを固定する装置)によるワイヤー矯正(※)や、見た目を気にされる方には見えづらいセラミック製のブラケット矯正、マウスピース矯正(※)にも対応しています。
マウスピース矯正は、透明に近いマウスピース型の矯正装置を装着して歯並びを矯正する方法です。患者様に合わせたマウスピースを作製し、治療の段階に合わせて交換しながら少しずつ歯を動かして歯並びを矯正します。目立ちにくい、取り外しができるというメリットがあり、おすすめしています。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
院内はピンクの雰囲気で統一されており、お子様もリラックスしてお待ちいただけるよう配慮しています。
お子様の矯正(※)では、成長に合わせて1次矯正、2次矯正と段階を設けて治療を行っています。早いお子様ですと、歯の生え替わり時期から1次矯正をはじめるお子様もいらっしゃいます。
どの時期からどのような矯正治療を行うかということは、親御様を交えての話し合いの際に説明します。治療方法や治療時期に関してのメリットとデメリットをきちんと理解していただいてから治療をはじめます。矯正治療は長い期間がかかりますので、お子様の成長段階やご家庭の都合に合わせながら治療計画をご提案いたします。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
根管長測定器です。これを使うことで、スムーズに根管の深さを測り、治療できます。
当院では根管治療を行っています。根管治療とは歯の根っこの治療ともいわれ、細菌に感染した歯の神経や血管のある根管をきれいにし、痛みや炎症を抑えるものです。虫歯が神経に達して炎症が起きている場合は、歯の土台を支える根管をきちんと治療しないと、歯が抜けてしまい、割れてしまう可能性があります。 歯を長く残すために、根管治療はかかせません。
当院では、CTや口腔内写真、歯や顎を立体的に撮影できる歯科用CTなどのより精密な検査ができる機器を導入し、見ただけではわからない歯の内部に進行した虫歯の検査を行い、しっかりとした診断のもとに治療を行います。