小児歯科の治療内容｜医療法人　博朗会　ほがらかデンタルクリニック

小児歯科でよく見る光景が、泣きじゃくるお子さまです。来院されて、ずっと泣きっぱなしのお子さまには、医師が優しく話しかけます。その内容は歯科医院の治療は怖くないこと、痛みの少ないようにするということなどをお話しします。

当院は「お子さまは泣くのが仕事」と認識しています。お子さまはなぜ歯科医院に連れて来られたのかがわかりません。虫歯になったこと、その理由も理解していないので、周囲の状況、今、自分が置かれている立場、すべてが不安なことだらけです。泣いてしまうのも当然です。

当院はお子さまが歯科医院を嫌いにならないように、言葉で心のケアをするよう意識しています。歯科医院が嫌いというお子さまがいらしたら、ぜひご相談ください。ていねいな対応でサポートするよう心がけております。

当院の小児歯科は、親御さまが親子関係を見直す場でもあると考えています。親御さまは日々子育てに奮闘する中で、わが子が何に興味をもち、どんな人格になろうとしているのかを見失っていることがあるのではないでしょうか。親御さまには、感受性を豊かにして、日々育まれるお子さまの内面と向き合ってもらいたいと考えています。

そのため、歯科医師がお子さまにさまざまな質問します。例えば「昨日はどこで遊んだの？」と聞くと、「公園に行って、だれだれちゃんと遊んだ」といった返事が返ってきます。この歯科医師とお子さまの会話を親御さまに聞いていただき、親御さまが知らなかった趣味や考え方、着眼点、洞察力などに気づいてもらえれば幸いです。