治療内容｜中田歯科医院

A.セルフチェックすることができ、歯磨き時の歯茎の出血や歯の揺れ動きは歯周病の症状です。


中高年世代に差しかかると歯茎からの出血や歯に揺れ動きが見られる方が増加しますが、これらは歯周病の症状です。ご年配の方が歯を失ってしまう原因の中で、特に多いのがこの歯周病です。初期段階では症状を自覚できない場合もありますが、重症化するとしっかり噛むことにも支障をきたし、治療を開始しなければ歯が抜けてしまうケースも珍しくありません。

歯周病の治療は、原因となっている歯石などお口の汚れを除去することによって進めていきます。症状が進行している方は、歯周ポケットの奥深くに歯石が付着しているケースがあるため、麻酔をかけて歯石の除去を行います。歯に揺れ動きが認められる方の場合は、歯を固定したうえで、歯茎の安定を図ります。

いずれの治療を行う場合も、歯を残すことを目標にして治療計画を立てていきます。歯周病はしかるべきケアをしなければ症状の悪化や再発が起こりやすい疾患です。症状に応じて3～6カ月に1回のペースを目安に、お口のケアを継続的に受けることが大事です。

A.お使いの入れ歯を調整して、噛み心地や装用感の改善いたします。


お口に合わない入れ歯にお困りの方が新しい入れ歯を装用すると、かえって違和感や痛みを強く感じてしまう場合があります。そのため、当院ではまず患者さまがそれまで使っていた入れ歯を調整したり、修理したりすることで装用感の改善を目指します。歯茎の退縮が進行したことで違和感が生じるケースでは、退縮した部分をリベースして可能な限り、既存の入れ歯をお使いいただけるようにします。

入れ歯を新たに作製する場合にも、それまでお使いの入れ歯をベースにすることで、できる限り装用感の近い入れ歯を目指します。装用感の良好な入れ歯をお使いいただくことで、健康的な食生活を取り戻し、毎日をアクティブに過ごしていただきたいと思います。

A.当院から半径16km圏内の、ご自宅や入所施設への訪問歯科診療を行っています。


ご年配の方の中には、歯の治療が必要な状態でありながら、歯科医院にお越しいただくことが困難な方が多くいらっしゃいます。そのような方には、訪問歯科診療をご利用いただきたいと思います。当院から半径16km圏内であれば、ご自宅や入所されている施設に訪問し、歯科診療を行います。志賀島も訪問可能エリアとなっています。ご家族の方やケアマネージャーの方からのご相談も承っておりますので、ご遠慮なくお問い合わせください。

A.歯の溝を埋めるシーラント処置や、歯質を強くするフッ素塗布で虫歯を予防します。


お子さまの歯は、大人の歯よりも歯質が弱くお口のケアも不十分になりやすいため、虫歯になりやすい傾向があります。そこで、シーラントやフッ素塗布などの予防処置を行うことで、虫歯になりにくい状態を作ることが可能です。シーラントは、歯の溝を樹脂で埋めることで、食べかすがつまらないようにする処置です。フッ素塗布は、何回か繰り返して行うことで徐々に歯質が強化され、虫歯菌によるエナメル質への侵襲を防ぐことが期待できます。

また、お子さまや親御さまへのブラッシング指導も行っています。お子さま用の清掃器具を使ったケアの仕方を身に付けていただくことで、仕上げ磨きの働きをさらに高めることができるかもしれません。