子どもの虫歯予防は、大人と同様に定期的なご来院が大切です。当院は、お子さまの虫歯になりやすさによって間隔を決めています。フッ素塗布での虫歯予防と、磨き残しのチェックによって親御さまの意識の向上にもつなげる狙いです。
説明を聞いても、いざ自分でやると意外と磨けていないことがあります。実際に診療室で親御さまにお子さまの歯を磨いてもらい、ブラシの当て方などを指導しております。仕上げ磨きは、永久歯が生えそろう小学4年生~5年生くらいまでしてあげると良いでしょう。実は、永久歯の生え始めはいちばん虫歯のリスクが高いのです。まだ表面が固まっていないので、そこに汚れがたまると表面が脱灰して虫歯になってしまいます。さらに、歯が柔らかいので虫歯になると進行も早いのです。虫歯を作らないために歯科医院でも定期的にメンテナンスしていきましょう。小学生で仕上げ磨きしている方は少ないと思いますので、当院としても、もっとアプローチできればと思っています。
幼い時に虫歯になってしまうと、歯並びにも影響が出てくるのをご存知でしょうか。歯と歯の間が虫歯になると、本来なら歯があるはずの場所に穴が開いてしまいますから、歯が寄って来ます。そうすると、寄った分、噛み合わせの歯が出てくるなど、いろんなところにしわ寄せが生じてしまうのです。つまり乳歯の頃に虫歯になると、歯並びが悪くなるリスクが高くなってしまいます。乳歯の頃から虫歯を予防することが、大人になった時の歯並びや噛み合わせにとっても重要なのです。
ゆうさんの口コミ (福岡県/女性)
2020年10月 投稿
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