入れ歯・義歯の目的は、失った歯の代わりに、歯の機能を取り戻すことです。同じ目的で、インプラント(※)、ブリッジという治療法もあります。この三つの治療法から患者さまのご希望やお口の状態によって決めます。
保険診療内で治療できて、他の健康な歯を削ることがないのは、入れ歯です。取り外しができ、手入れが簡単なため、ご高齢で介護が必要な人には入れ歯をご提案しています。入れ歯にも保険で作る入れ歯と自由診療で作る入れ歯があります。噛めるという機能があればいいと希望される患者さまには、保険内でできる入れ歯で対応できます。しかし、見た目にこだわり、噛み合わせのよいもの、食べ物の温度をちゃんと感じられるものを希望される患者さまには、自由診療の入れ歯をご提案しています。
このように入れ歯ひとつとってもさまざまなものから選ぶことができますので、遠慮なくご希望をお話しください。患者さまに適した入れ歯をご提案します。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
入れ歯にも保険内から保険外のものがあり、それぞれに特徴があります。当院は、基本は保険内で作製しますが、患者さまのご希望によっては保険外の入れ歯を作ることもあります。
まず保険内で作る入れ歯はプラスチック製ですので、強度を出すために厚みがあり、装着したときに違和感があるのがデメリットです。また、熱伝導が弱いため、食べ物の温度を感じにくく、おいしさを温度で感じることができません。その点をカバーすることができる入れ歯は、自由診療となります。金属で床を作ることにより薄くなるため、装着時の違和感が少ないだけでなく、熱伝導がよくなり、食べ物の温度を感じることができます。使う金属にもよりますが一つ154,000円(税込)からです。
その他に、部分入れ歯のブリッジと、金属のバネがないノンクラスプデンチャー(※)という入れ歯もあります。そしてコーヌス義歯という入れ歯もあります。これは、残っている歯にかぶせ物をして、その上から入れ歯を差し込む治療法で、見た目も装着時の違和感も少なくなりますが高額になります。患者さまが見た目にも機能的にもいい入れ歯を希望されているときは、自由診療で作製することをすすめています。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
1
検査
問診と診察、検査を行い、お口の中を調べます。そのときに虫歯など歯の治療があれば、そちらを優先して治療します。
2
型取り
型取りは、1回ないし2回行います。1回だけではどうしても精密に取れない部分がでる場合や、部分入れ歯など治療と並行して型取りをしている場合は2回になることもあります。
3
噛み合わせの調整
まずは、噛み合わせの上下の高さを決めます。顎は上下左右複雑に動きます。実際に噛んでいる位置と、噛み合わせが正しい位置が違っていることもあるため、横の動きも確認します。
4
完成
出来上がった入れ歯を装着し、歯にあたってるところがないか、噛んでみてズレが起こらないかなど細かく確認して、微調整を行います。
5
期間として最短で一か月程度いただいている
型を取ってから、オーソドックスな入れ歯なら早くて1カ月くらいのお時間をいただいています。型をとってすぐできる部分入れ歯なら1週間程度です。
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