秋田歯科医院

歯周病は口内の汚れに潜む細菌によって引き起こされます。初期段階では歯茎に炎症が起き、腫れや出血などの症状が現れ、進行すると歯を失ってしまうことも考えられます。また歯周病の影響はお口の状態だけでなく、糖尿病など体調面に及ぼすこともあります。一方で重症化するまで自覚症状が現れにくく、ご自身が歯周病であることに気付いていない方は珍しくないものです。

こうした歯周病からご自身の健康を守るために、ぜひ歯科医院で定期的な健診を受けていただきたいと思います。日々のブラッシングに加えて、歯科医院でのクリーニングやチェックを受診すればそれだけ早期に病気に対処ができるからです。

症状が見つかった際には必要に応じて歯科用レーザーを使って治療を行い、状態の改善を図っていきます。患者さまが1日でも長くご自身の歯を維持できるようにお手伝いをさせていただきます。

お子さまのお口を丈夫に育成できるように、小児歯科ではできるだけ早期に虫歯を発見・治療することを大切にしています。歯の痛みできちんと噛めない状態が続くと、顎の骨が発達しにくくなり、永久歯の歯並びが悪くなる可能性があります。さらに歯並びが乱れているとブラッシングが難しくなり、虫歯や歯周病の発症リスクも高まりかねません。そういったことを防ぐために、乳歯の時期から健康的な口内の維持のために定期的なケアを心がけていただきたいと考えています。

お子さまを虫歯から守るためには、食習慣の見直しも重要です。おやつは食後2時間以上空けてから与える、ジュースではなくお茶かお水にするといった注意をご両親だけでなく祖父母の方も意識し、協力しながら予防に取り組んでいただければと思います。

また当院が実際にお子さまに虫歯治療を行う際には、余計なストレスを与えないよう配慮を欠かしません。「お子さまと目線を合わせてお話をする」「怖がっている場合には親御さまの膝に座ってもらう」「表面麻酔を用いて麻酔自体の刺激を抑える」など、さまざまな工夫をこらしています。

体調などの理由で通院が困難な方に向けて、訪問歯科診療を行っています。当院から半径16km圏内であればご利用いただけます。しっかりと栄養を摂取できるように、また誤嚥性肺炎のリスクを軽減するために、ぜひご検討ください。保険診療の範囲内で対応させていただきます。

訪問時には、患者さまの体調変化を引き起こさないよう気をつけて処置を行います。肺炎のリスクを考えてあえて水を出さず、極力削る量を抑えて虫歯治療を行うなど、細かい部位にも気を配っています。

入れ歯の調整なども可能です。その他に対応可能な治療や訪問時間など、詳細が知りたい場合には当院までお問い合わせください。

患者さまが不安なく治療を受けられるよう、当院はていねいな事前説明を心がけています。症状はもちろんご要望や生活背景などのお話を伺い、必要に応じてレントゲン検査をしたうえで処置を進めていきます。お口の状態に関しては撮影したレントゲン写真や鏡、模型などを用い、目で見てイメージできるようにお伝えします。極力専門用語を避け、分かりやすく解説させていただきます。もし不明点があれば遠慮なくご質問ください。

また、治療方針は患者さまと話し合いながら組み立てていきます。例えば入れ歯であれば、模型のような整ったかたちだけでなく自然な見た目になるようにあえて歯並びを少し崩すといった工夫も可能です。

特に問題がなければ週2回のペースで診療をさせていただきます。できるだけ早く治療を終えられるようにすることで、患者さまの負担を軽減できるようにしました。通院頻度はご要望に合わせて調節可能です。遠慮なくお申し付けください。