治療内容｜さむらデンタルクリニック

当院は、主に透明なマウスピース型の装置で歯を動かすマウスピース矯正を行っています。

矯正治療を希望される方の中で特に多い年代は、20歳から30歳代の女性です。以前から歯並びを気にされていて、ご自身の口元の見た目にコンプレックスを感じている方などがよく相談に来られます。

歯並びは、歯と顎の大きさのバランスによっても変わります。歯並びを整えるためには歯を並べるためのスペースが必要になりますが、当院はそのスペースを作るために、「ストリッピング」という方法を取り入れています。歯と歯の間をほんの少しだけ削ってスペースを作る方法で、すべての症例に適用できるわけではありませんが、患者さまにとっては健康な歯を抜かない、という点で負担が少ない方法です。

まずは患者さまの歯にどれくらいスペースが足りないのかを調べたうえで、より良い治療方法をご提案いたします。できるだけ歯を抜きたくないという方は、ぜひ当院にご相談ください。

美容診療では、歯の色や歯並びをきれいにすることで、口元の美しさを追求することができます。歯が白く美しいものであっても、歯並びが乱れていれば口元の美しさが損なわれてしまいます。歯並びが整っていても、前歯に黒ずんだ歯が1本あるだけで口元の美しさは失われてしまいます。そのため、当院ではバランスの取れた美しい口元を実現するためのサポートを行っております。

当院の美容診療では、見た目に配慮したセラミックなどの素材を使った治療を行っております。セラミック素材を使うことでメタルフリー治療が可能となり、金属アレルギーに対する不安も払拭することができます。セラミックなどの素材を使った治療は、基本的に自由診療となります。

歯を失ってしまった場合も、噛む機能の改善をはかることができる治療がインプラントです。インプラント手術を行う場合、術前の診査・診断をしっかり行うことが大切です。
当院ではCT検査を行い、患者さまの顎の形の3D画像を作ります。3D画像上でインプラントの埋入位置や角度などについてシミュレーションを行います。このシミュレーション結果を患者さまに見ていただきながら治療の行い方などを患者さまに説明します。患者さまの了承が得られたら、シミュレーションデータからサージカルガイドといわれる手術の時に使用する器具を作ります。サージカルガイドを用いるメリットとしては

・できる限りリスクを抑えた手術ができる
・インプラント埋入を治療計画通りに行うことができる
・手術時間が短縮できる
・術後の腫れ痛みが軽減できる

といったことが挙げられます。

当院では定期的にお子さまのお口の中を検診して虫歯と歯並びのチェックをさせていただいています。当院の虫歯予防は大学病院と同様にフッ素とシーラントに重点を置いています。お子さまの唾液検査を行い虫歯のリスクを判定して生活習慣や歯磨き習慣についてのアドバイスも行っています。

保護者の方から見たら異常がないような歯並びでも私たち専門家から見たら異常であるということもあります。歯並びも早期発見早期治療が重要と考えています。お子さまの顔面の成長は5～6歳の時点ですでにほぼ終わっています。伸びしろがあるうちに正しい方向へ成長させてあげることによって、そのお子さまにとってより良い顔立ちになることができます。

具体的に例を挙げるならば受け口の成人を治療するには手術になることもありますが、お子さまの時に気づいて、下顎の成長を抑制すれば受け口にならずに済むことがあります。
治療を行うか行わないかは保護者の方のお考えもありますが、異常だということに 気づいていなければ治療をするという行動をおこせないのでまず異常に気づくことが大切です。

当院の小児矯正は、6歳くらいのお子さまから行っており、現在、矯正治療を受けているお子さまは10歳前後の方が多いです。

学校の歯科検診で歯並びや噛み合わせについて指摘されたことをきっかけに相談に来られるお子さま・親御さまもいらっしゃいますが、当院の定期検診に通われているお子さまの中にも、明らかなガタつきなどはなく、一見問題がなさそうな歯並びでも、歯科医師から見ると問題を抱えているというケースがあります。そうした場合は親御さまに矯正治療のご案内をして、関心をお持ちの方には詳しくお話しするようにしています。

できるだけ早いうちに矯正治療を始めることで、成長してからさらに治療が必要になった場合にも歯を抜くことを避けられたり、治療後の後戻りも少なくできたりなど、負担の軽減が期待できます。

お子さまの矯正治療については、4歳から5歳くらいからご相談いただけます。お子さまの顎の成長を見ながら、より良いタイミングで必要な治療ができるよう、気になることがありましたら当院にお越しください。