自然歯を失わないよう、定期検診で歯周病を早期発見
歯周病は細菌感染によって引き起こされる炎症疾患の一種です。歯と歯肉の隙間(歯周ポケット)に歯垢が蓄積することで歯肉が炎症を引き起こし、赤みを帯び、腫れや出血といった症状が出てくる病気です。放っておくと最終的には抜歯する可能性があります。
主な原因は口内に存在しているおよそ500種類の細菌です。これらの細菌は日頃の歯磨きが不十分であったり、糖分を過剰に摂取したりすると歯垢になり、虫歯や歯周病の主な原因になります。歯周病は初期の場合自分で自覚することが困難で、赤み、腫れ、出血、痛みなどの自覚症状が出た時には既に症状が進行している状態にあるため、これらの自覚症状が出た場合は治療を行う必要があります。
歯周病は症状が進行すると抜歯の危険性がある病気です。できる限り自然歯を残すためにも早期発見・早期治療に努めることが大切です。そのため当医院では患者さまへ定期的に検診に来ていただくことを推奨しております。そうすることで歯周病の早期発見に繋がると考えているからです。また、検査を通じてご自身のお口の中の状態を把握していただければと考えております。