A.患者さまのお口の環境に合わせたブラッシング指導とスケーリングで、汚れをしっかり取り除きます。
歯周病ケアの基本は、ブラッシングとスケーリング(歯石などの除去)です。歯周病の進行を防ぐためには、お口の中から汚れを取り除かなければならないからです。しかし、汚れがたまりやすい場所は人によって違います。
そのため、まずは歯科衛生士が中心となって、一人ひとりのお口の環境に合わせたブラッシング指導を行います。「ここが汚れやすいので気をつけましょう」とスタッフがアドバイスしながら、実際に患者さまに歯磨きの練習をしていただきます。
歯磨きの練習が終わったら、次はスケーリングです。歯のまわりや歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)についた歯石や汚れは歯周病の原因になりますので、これらをきれいに除去します。そして一通りのケアが終わったら、定期的にお口のメンテナンスを行います。