見た目だけでなく、機能を重視した矯正治療を提供しております
矯正治療において、歯を並べるスペースをつくるために抜歯をすることがあります。歯を抜くことでスペースが空きますが、その分、歯列が後戻りしやすくなる可能性があります。当院では、なるべく健康な歯の抜歯はしない矯正治療を心がけています。
矯正治療を検討される患者さまの中には「口を開けにくい」など、顎に問題を抱えている方もいらっしゃいます。そのため、治療前に顎運動機能検査を行い、顎の状況を見極めた上で必要な治療を行っています。
噛み合わせや顎の位置が整うことで、姿勢などのバランスが良くなったという方もいらっしゃいます。「歯科医師は患者さまの人生を救う」というテーマを掲げ、見た目だけでなく、顎や噛み合わせなどの機能にも気を配った矯正治療を心がけています。50代以降から治療を始める方もいらっしゃいますので、年齢問わず、歯並びや噛み合わせが気になる方は、ぜひ一度ご相談にいらしてください。
歯科医院を選ぶ上で、「無理なく通うことができる」というのも大切なポイントなのではないでしょうか。
当院は近鉄奈良線「富雄」駅から徒歩1分の場所にあり、平日は木曜日を除いて19時半まで、土曜日も18時まで診療を行っています。日中お仕事やプライベートが忙しい方でも、生活に合わせてお越しになれるよう配慮しています。平日の遅い時間帯と土曜日は混みやすく、平日の昼間であればスムーズに案内できます。
小さな頃から現在まで通っていただいている方やご家族の紹介で来られる方、帰省のついでに県外からお越しくださる方など、さまざまな患者さまにご来院いただいております。矯正治療を検討されている方は、ぜひ当院にご相談ください。
当院は矯正治療に加え、虫歯や歯周病などの歯科治療にも対応しています。せっかく時間や費用をかけて歯並びを整えるのですから、治療後も健全なお口を長く保つための取り組みが大切です。虫歯や歯周病をなるべく早めに処置することで、歯を失うリスクが抑えられ、患者さまのQOLの向上につながると考えています。
また、患者さまご自身に歯のお手入れをしっかり行っていただくために、治療に加えて歯ブラシの処方も実施しております。患者さまの歯茎を検査し、その方に合う毛の長さや硬さのものを選んで提案しております。
治療中のみならず、その後の患者さまの生活まで考慮した治療に努めてまいります。歯並びに限らず、お困りごとは何でもご相談ください。
歯科医院は、お口の中を歯科医師や歯科衛生士が触れて処置をする場所です。そのため、衛生面が気になるという方もいらっしゃるかと思います。当院では、より一層院内の衛生管理に気を配っております。
例えば、不安なく受けられる治療のため、水を清潔にする給水システムを導入しています。これにより、水の中まで細菌が繁殖しにくい環境を整えています。
「いつ行っても、清潔さが行き届いている」という点も、患者さまに長く通院していただくためには欠かせないポイントだと考えています。気持ち良くお越しいただけるよう配慮しておりますので、気兼ねなくご来院ください。
問診・ヒアリング
まず基礎資料の収集を行います。具体的には、顔写真の撮影・模型作成のための歯の型取りです。資料収集後、どのような治療方法を進めていったらいいかを考え、選択肢を揃えて患者さまにご説明するために、1週間~2週間ほどお時間をいただいています。
現状の説明・確認
患者さまのお口の中がどのようになっているのか、1回目のご来院で収集した基礎資料をもとにご説明します。はじめに型取りして作成した模型や、よく似た症例に関する資料をお見せするなどして、これから行う治療のイメージを共有します。親知らずがある患者さまの場合、そのままにしておくと奥から歯並びを押して後戻りしてしまうことがあるため抜く必要があるということもご説明しています。
顎運動機能検査
上あごと下あごを結ぶ左右の筋肉に対して下あごがどのように動くか、上下の歯をぐっと噛んだときにズレが生じている箇所はないかなど検査します。歯ぎしりするとき、唾をのむとき、発音するときの状況も細かくチェックします。「緊張してうまくできなかった」という患者さまの場合、気楽に取り組んでいただくため2回行うこともあります。その後検査結果を共有し、ご自身のあごがどうなっているのか把握していただきます。
治療前の処置
本格的に矯正装置を取り付ける前に、装着に向けた準備をします。奥歯にバンドブラケットを装着するには、歯と歯の間に隙間を作ることが重要。そこで、セパレーターリングと呼ばれるものを奥歯に取り付けます。しばらくして隙間が開いたら、バンドブラケットを設置します。バンドサイズの調整もこの段階で行っています。
矯正治療開始
本格的に矯正装置を装着します。当院は柔軟性のある金属の矯正用ワイヤーを用いています。いきなり柔軟性のある金属の矯正用ワイヤーを使って歯並びを整えていくと痛みが出ることがありますが、当院は矯正治療前の準備期間である程度歯を緩めてから矯正を始めるようにしています。
装置の調整
歯の動きに合わせて装置の調整を行っていきます。また、定期的に顔や歯並びの写真も撮ります。写真が溜まった時点で初期との違いを比較するためにお見せし、治療期間中の歯並びの変化をお分かりいただけるように説明します。写真は患者さまに差し上げています。
治療終了・検査(定期検査)
調整が終わったら、マウスピース型の装置をつけていただきます。マウスピースはソフト・ミディアム・ハードの3種類で、2週間ごとに入れ替えます。歯ぎしりをする患者さまの場合装置に穴が開くことがありますが、その場合は修理に2,200円(税込)程度いただいています。ハードタイプまで進んだら、1年後から6カ月後に1回定期検診にお越しいただきます。その際、歯列だけでなく、歯周病や虫歯になっていないかも確認しています。
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