治療内容｜医療法人社団 玉川歯科医院

矯正というとワイヤーを使った治療法を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、透明なマウスピースによる矯正（※）を当院ではお勧めしています。透明なのでお口の中で目立ちにくく他の方からも気づかれにくいこと、痛みが少ないこと、脱着が容易なのでメンテナンス性に優れていることがメリットです。

ただし、外している時間が長くなると、動いた分も後戻りしてしまい矯正として作用があまりないので、しっかり前向きに取り組んでもらうこと、歯並びが整った後も一定の期間保定装置を付けて後戻りを防ぐことも必要です。

当院では、シミュレーションで矯正後の予想図を患者さまにお見せしています。進捗状況を知ることで、治療のモチベーションを保っていただければと思っています。

※は自由診療。医院価格は下記の通り。
【マウスピース矯正】726,000円（税込）。

歯を失った時の治療方法としては、インプラント（※）、ブリッジ、入れ歯の三つがあります。ブリッジは周囲の健康な歯を削らなければならず、入れ歯は違和感と見た目などのデメリットがあります。インプラントは、欠損した部分に人工の歯根を埋め込む治療で、天然歯に近い噛み心地があり、残った歯に負担をかけません。

成人の歯は親知らずを含まなければ、28本あります。そのうちの1本を失ってしまっても、そんなに影響がないと思うかもしれませんが、実はそうではありません。
歯を失いそのままにしていると、失った歯と噛み合わせの関係にある歯は、噛み合わせることができず、噛み合わせできないというのは失ってしまったのと同じことになります。噛み合わせの歯だけでなく、抜けた歯の隣にある歯に関しても抜けた歯の方へ動き、傾いていきます。
上記のようなことが起こり、1本歯がないだけでも噛み合わせのバランスが崩れてしまいます。歯がない状態は、想像以上にリスクがあると言えます。

インプラントなどの補綴物を入れることで、そういったことを防ぐことができます。機能の良いインプラントは、ほぼ元の能力を維持することができるうえ、他の歯への影響もほとんどありません。

ただしインプラントは費用的に高価なこと、手術を伴うことなどで抵抗がある方もいらっしゃるでしょう。そのような時は遠慮なく入れ歯やブリッジをご要望ください。

※は自由診療。医院価格は下記の通り。
【インプラント】330,000円～550,000円（税込）

ブラッシングは細菌を含むバイオフィルムという膜を除去することを主な目的としています。歯茎が腫れていたり、ブラッシングで出血してしまう場合は、その部分を意識的に磨いて綺麗にすることが必要です。それが、炎症や出血を抑えることにつながります。

当院では、そのような点をしっかりご説明した上で、適する磨き方を丁寧にお話ししています。また、患者さまにお口の中の菌を顕微鏡で見ていただくことで、お口の中の状態をよりイメージしていただきやすいように工夫しています。

日本で多く使われている銀歯は、欧米などでは使用を禁じられていることもあります。金属は微小ながらも唾液で溶けだして、歯茎の変色を起こしたり、全身に回ることで金属アレルギーになることもあるからです。そのため、当院では、オールセラミック（※）やジルコニア（※）などのメタルフリー素材を率先して使用しています。ジルコニアならメタルフリーですからそのような心配はありません。その上金属より硬いので耐久性が良く、見た目も白く自然です。さらにプラークが付きにくいことから虫歯や歯周病に再発しにくいというメリットもあります。

しかし費用的には保険診療の素材よりかかりますから、無理に薦めることはありません。前歯などのよく見える部分だけメタルフリー素材にするなど、患者さまとしっかりお話しして決定します。

※は自由診療。医院価格は下記の通り。
【オールセラミック】110,000円～132,000円（税込）。
【ジルコニア】88,000円（税込）。