治療内容｜船曳歯科クリニック

当院ではデンタルドック（※）を行っております。デンタルドックとは、まずお口の中がどのような状態なのか、歯を悪くした原因や咬み合わせなど、あらゆる角度からお口の健康を検査し分析します。デンタルドックは3日（3回）かけて行います。1回の時間は90分です。

デンタルドックでの検査の項目は様々で、1回目にお口の中の写真撮影やレントゲン、咬み合わせの検査、歯型取りなどを行い、2回目にお話をよく伺って咬み合わせの状態や歯周病などを診察します。3回目に検査結果に基づいてカウンセリングを行い、今後の治療計画を相談します。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

歯が悪くなるのは加齢のせいだと思ってあきらめていませんか？実は、歯を失ってしまう原因のほとんどが虫歯か歯周病です。もし、虫歯や歯周病を防ぐことができたら歯を失うことはありません。歯を失ってから後悔しないためには、病気が進行して痛くなるのを待つのではなく、前もって病気を予防することが大切です。

正しいブラッシングやフロスを使ったお手入れなど、メンテナンスの方法を身に付け生活習慣にも気を配ることも大切です。歯を守ろうという意識が高くなれば、長い間、ご自分の歯で健康に過ごすことができるでしょう。50歳、60歳になって歯を失い人工の歯を入れるのではなく、ずっとご自分の健康な歯でいられるように予防をしていきましょう。

歯石を取り除くときには、取り残しが無いよう丁寧に取り除きます。痛みの少ない治療をこころがけていますので、歯ぐきの溝深くについている場合には麻酔をする場合もあります。

歯石は、歯にこびりついた細菌に唾液中のカルシウムが沈着して石灰化したものです。その歯石がまた次の細菌付着の温床になります。ですから、まずは歯石ができるだけつかないように、歯に細菌がこびりつかないように毎日正しくお手入れすることが大切です。

一般的には、上の歯と下の歯の関係が咬み合わせと理解されていますが、上の歯と下の歯の間には顎、すなわち顎関節が介在しています。また下顎の骨を動かしている筋肉が関係しています。咬み合わせを診るには顎の関節と筋肉、それらに指令を出す神経に目を向ける必要があります。

このように当クリニックでは、咬み合わせについては、歯だけではなく、顎関節や咀嚼筋を含めた顎口腔系の問題として診ていきますので、口が開けにくいなどの症状に代表される顎関節症や、噛めない、噛みにくい、快適でない、などの症状の方にも対応しています。

歯を削ると元にもどりません。歯科医師としては責任重大です。どうしても歯を削って、詰めたり被せたりする必要がある場合には、人生のうちでこの歯の治療はこれで終わりにしたいところです。そのためになぜ歯を削る必要があるのか？その理由に着目し、再発を防ぐための策を考えます。

治療した修復物は、丈夫で、美しく、身体にやさしくあってほしいものです。材質についてもこのような条件を考えて選択しています。

虫歯は歯が溶ける病気です。そして歯が溶けるためには原因があります。その原因を解消せずに虫歯を削って詰めても、歯が溶けなくなるわけではありません。従来の削って詰めるだけの治療では、歯が溶けるという意味の虫歯は治りません。

歯科治療の多くが過去に治療した歯の再治療であることをご存知でしょうか？そして再治療を繰り返すことで大切な歯を失ってしまいます。
虫歯が再発する主な理由は2つです。
・歯が溶けてしまった原因がまだ解消されていない
・治療したつめ物やかぶせ物と歯の間に隙間があった
残念ながらこの2つが解消されないかぎり再発の心配はなくなりません。私たちの虫歯治療は、この2つの問題解消に取り組みます。