その歯科クリニック

「健康寿命」を延ばすことを考えた治療を提供することです。健康寿命というのは生涯を通じて、その方が健康に過ごせる期間のことを言います。つまり、寿命と健康寿命の差が少ないほど、健康的な生涯を送れたということになります。

私は歯科医院が患者さまの健康寿命を延ばすためにできるのは、なるべく天然の歯を残すことだと思っています。そのために、なるべく削ったり抜いたりしない、神経を残す治療を心がけ、マイクロスコープなど使った精密な治療を重視しました。また、治療後の良い状態をどうすれば維持できるのか、患者さまと共に考えています。

しっかり噛んで食べることは、身体の健康にも影響があります。歯を残すことで、患者さまの豊かな暮らしをお手伝いできれば幸いです。

予防です。私は歯科医師になる前は、被せ物や入れ歯などを作る歯科技工士でした。しかし、再治療を繰り返すことになるたびに、患者さまのために作ったものが壊れていくのを目の当たりにして、残念な気持ちが募っていきました。そこから、良い状態を維持するためには何か必要なのかと考え、予防に行き着きました。

その後、学校に入り直して歯科医師になったわけですが、歯科技工士のときの経験は今でも糧になっています。今後も治療を繰り返さないで済むような、良い状態を保つための取り組みを患者さまのために行っていきます。

私は神戸出身で、高校生のときに阪神淡路大震災を経験しています。そのときは若くて時間も体力も有り余っていたので、とにかくできることはないかとボランティアのようなことをしていました。そこで人と土地の結びつきの強さを感じ、それ以降「地域に貢献したい」という思いを抱くようになりました。

大学に通っている間や、研修医時代に神戸を離れたことで、かえって地元への思いは強くなりました。そのため「開業するなら神戸」と決めていました。

おかげさまでいろいろな年代の方に来ていただけています。特にお子さまは多くて、夕方以降は驚くくらい賑やかになることもあります。

ご年配の方もたくさんいらっしゃいます。お土産にお菓子をいただくこともあり、むしろこちらが良くしてもらっています。幅広い年齢の方と接したいと思っていたので、私としてはうれしい限りです。

おもてなしの精神を持っています。気づかいがしっかりしていて、患者さまとの接し方がとても上手だと感じています。スタッフ同士の仲が良い点も自慢できます。お互いに助け合える、良い環境ができ上がっていると思います。私自身も、スタッフにはよく助けてもらっています。

検査をしっかりして、その結果に基づいた治療を提供してくれる医院が良いと思います。風邪などになったらしっかり検査をしますが、歯科治療は応急処置的に「とりあえず治療する」流れになりがちなのが実情です。検査は治療の根拠にもなるので、私ならその結果をしっかり伝えてくれる歯科医院を選びます。

矯正です。中でも小児矯正（※）に注力していきたいと思っています。成人矯正（※）と比べて、小児矯正はより問題の根本に働きかけることができます。歯並びが悪くなるのには原因があります。その原因を正すには、問題が起こる初期、つまり小さいうちから対処したほうが良い結果につながりやすくなります。

歯並びには姿勢や呼吸、噛み合わせなどの全身の状態が関わっているため、単に歯をきれいに並べるというよりは、お子さまのお身体そのものの機能改善を目指して、取り組んでまいります。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。