治療内容｜ソフト歯科

予防は1回診察すればそれで大丈夫ということにはなりません。3カ月に1度のペースで定期的に行い、予防管理をしていくことが大切です。当院では、担当歯科衛生士制を採用しています。これにより、前回との変化を見ていきながら、患者さまのお口の状況をより把握した上でクリーニングを行うことが可能です。また、患者さまにとってもコミュニケーションが取りやすく、細かなご要望を伝えることができるでしょう。虫歯だけでなく、歯周病予防についても意識的に取り組んでいます。継続して基本的な予防を行っていくことをおすすめしています。

待合室にはアクアリウム、キッズスペースには絵本やテレビをご用意しており、お子さまに「歯科医院は楽しいところである」というイメージを持ってもらうように工夫を施しています。

治療においては、お子さまに実際に器具を持ってもらい、怖くないものであることを伝えながら進めていきます。お口を大きく開くことが苦手なお子さまもいらっしゃるため、頬を引っ張るなどの行為は避け、デンタルミラーでお口の中を見るように配慮しています。また、頑張って受けたお子さまには、きちんと褒めて、やる気を出してもらえるよう工夫しています。お子さまに自発的に楽しく通っていただける取り組みとして、3カ月に１度のメンテナンスを行った際にはお子さまのお写真を撮り、医院内に掲示していることも特徴のひとつです。

病気になるとほとんどの方はすぐに病院に行くものです。ところがちょっと歯が痛いからといってすぐ歯科医院に駆け込む人はそう多くないものです。病気が怖いから病院に行くという人でも、虫歯の治療は歯科医院が怖いから腰が重くなってしまうのです。歯科医院では痛い治療をするという強いイメージが根深くあるのです。10年以上歯科医師として患者様に接してきて私の思うことはまさにこの歯科医院に対する怖さについてなのです。歯に問題を抱えていても、結局は治療の痛みや歯科医院そのものに対する怖さのほうが勝ってしまい、歯の治療を先送りにしてしまうわけです。診療に来られた患者様に詳しく話を聞いてみると、どうやら半年も前から痛みがあったにもかかわらず、今日まで治療することなくきてしまったというようなケースは少なくありません。皆様にお伝えしたいのは、どうぞ勇気を出して診察にいらして下さいということです。半年も放置せずにすぐに治療を行っていれば軽い症状で済んでいたり、歯を抜かずにすんでいたかもしれないのです。歯の問題は先にのばせばのばすほど悪化していきますし、様子を見ていれば良くなってくるというものでもありません。歯に痛みを感じたら一日も早く歯科医院を受診して欲しいと思います。