私は学生の頃から手先がとても器用で、補綴物を作成するのがとても楽しかったのを覚えております。より良いものをご提供させていただくためには、補綴物を作る作り手が補綴についての経験と知識があること以外にも、歯科医師がしっかりと審査・診断をおこない、歯科技工士が技工をしやすいような型をお送りすることが大切です。
当院では様々な工夫をおこない、より良い補綴治療をご提供しております。患者さまの侵襲を少なくすることや、治療のタイミングを見極め、身体的に負担の少ない治療をご提供するということを心がけております。
また、補綴物をつくるのは歯科技工士なので、連携している歯科技工士との人間関係も非常に重要視しております。
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当院には専任のテクニカル・コーディネーターが在籍しておりますので、患者さまの「相談しづらい」「声をかけづらい」というようなお気持ちを把握し、治療の方向性について気兼ねなくお話をしていただけます。
このコーディネーターは歯科医院側と患者さま側の中間に立ち、中立の立場で患者さまにとってのより良い治療について、患者さまと二人三脚で治療の方針を決めていく重要な役割を担っております。
歯科医院の治療方針や考えをただ押し付けるのではなく、患者さまがどのような治療を受けられたいのかということについて細かくお伺いし、患者さまの状況を確認し、今の患者さまに合った治療をご提供しております。患者さまにご納得していただき、治療を受けていただけるように気配り心配りをおこなっております。
治療や方針についての説明に関して、お話をして終了ではなく、患者さまがしっかりとご理解をされているかが重要だと考えております。お伝えしたのに、患者さまが「聞いてなかった」「忘れてしまった」ということでは患者さまのメリットにはなりません。ですので、お互いが「言った」「言わない」というような問題を解消するためにもこのコーディネーターを起用しております。ゆっくりとお話ができて、しっかりとご説明のできるコミュニケーションに非常に優れた人材を採用し、患者さまと歯科医師との架け橋を担っております。