お子さまがご自身でお口を管理することは困難です。そのため、親御さまに食生活を含む生活習慣についてお聞きしており、お子さまのお口が悪くなった原因を追及して説明しています。また、虫歯は食生活だけでなく、歯並びやかみ合わせも関係しています。これは、歯並びが悪いと歯磨きがしにくいとともに、かみ合わせが悪いと歯に負担がかかるからです。そのため、患者さま一人ひとりの細かい部分の問題についての情報共有も怠らず行っています。
また、親御さまに行っていただくお子さまのケアとして、甘いお菓子や飲み物を飲んだ後の歯磨き、歯間ブラシやフロスの使い方をお話ししています。親御さまの中には、育児や家事、お勤めでお忙しい方もいらっしゃると思いますが、お子さまのケアの優先順位を上げていきましょう。そうすることで、お子さまの20年、30年後のお口を守っていくことができます。