あごの骨が薄いとインプラント(※)をしっかり固定できず、普通の方法での手術は難しくなります。しかし、当クリニックでは患者さまの血液を採取して、その成分を使って骨の生成を促すことも可能です。
この方法は「骨造成(CGF)」(※)と呼ばれるもので、まずは血液を遠心分離機にかけてゲル状の物質に変えます。それをあごの骨が薄いところに入れて組織の生成を促し、固定に必要なだけの足場をつくります。
ご自身の血液からつくりだした物質を使用するため、アレルギー反応が起きにくく、感染症のリスクも低く抑えられます。骨の厚みが足りないせいでインプラントをあきらめた方にこそ、知っていただきたい治療法です。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
抜歯してから3〜6カ月程度時間を置き、骨の生成を待つのが普通のインプラント治療です。その点、当クリニックはチタンに骨と結びつきやすいカルシウムコーティングを施したインプラント体を使っているので、結果的に治療期間を短くすることができます。
症例によっては歯を抜いてすぐに代わりの歯を埋め込むことも可能です。また、骨造成が必要な場合、骨ができるのを待つ時間が必要になります。しかし、この方法なら骨の生成と手術を同時に行えるため、やはり期間を短めに抑えることができます。
1
カウンセリング・検査
カウンセリングの後に口腔内や虫歯、歯周病のチェックを行います。
歯の痛みなどがある場合には処置を行います。
2
虫歯・歯周病治療
虫歯・歯周病の治療を行います。状態によって複数回の治療が必要になります。
治療方針を決めていく中で、インプラント治療をご希望される場合には、歯科用CTを使用した、精密検査を行い骨の状態を確認します。
3
一次手術
手術当日までに、虫歯・歯周病治療を済ませ、体調やお口の状態を整えます。
麻酔後、インプラント体を埋入する手術を行います。
4
経過観測
定期的に来院いただきながら、骨にインプラント体が結合するのを待ちます。
5
二次手術
インプラント体にかぶさっている歯ぐきを切除し、上部構造をつけるためのアバットメントを取り付けます。
6
経過観測
経過観測と消毒のため、定期的に来院いただきます。
7
上部構造のセット・チェック
上部構造をセットします。セット後に噛み合わせをチェックします。
8
メンテナンスへ移行
より良い状態をキープしていただくために、定期的にメンテナンスを受診していただきます。
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