ご希望とお口の状況を照らし合わせながら、一緒に治療計画を立てます
早期治療やⅠ期治療としての小児矯正は、およそ3歳から12歳頃までの、永久歯が生えそろうまでの段階で行います。お子さまの成長発育を利用して顎の骨や歯を正しい状態へ導くことで、しっかり噛めるお口を作っていく治療です。当院においては7歳から8歳あたりのお子さまが多い傾向ですが、年齢にかかわらず気になった時点でぜひご相談ください。
お子さま・親御さまのご希望とお口の状態を把握したうえで、使用する矯正装置や治療内容を一緒に検討していきます。検査にあたっては、お口の情報を3Dデータ化して記録する口腔内スキャナーなど、お子さまの負担軽減につながる機器を導入しました。そして、口頭だけではなく、動画などの視覚的な資料も用いながら分かりやすくご説明します。
矯正担当の歯科医師を中心に、院長やスタッフたちが連携を取って総合的な治療を行います。
当院にて矯正治療を担当するのは、この分野において研鑽を積み、知識と技術をしっかりと有した歯科医師です。月に2日ほど来院して治療を行っています。
小児矯正は、始めるタイミングによって治療内容が異なります。お口の状態や成長度合いには個人差があり、スタート時期もさまざまですので、気になった時点でぜひご相談ください。ていねいに診査・診断したうえで、開始タイミングを含めた治療計画を立てていきます。
お口全体の検査や費用面のご説明に関しては、院長も対応が可能です。必要な場合は、歯科用CT撮影や大学病院でのセファロレントゲン撮影を行い、より精密に状態を確認します。
乳歯と永久歯が混在している時期に行う小児矯正では、大抵の場合、取り外し可能な装置を使用します。その他にも、就寝時に使用する装置などさまざまな種類をご用意していますので、お子さまにとってより良いプランを一緒に検討しましょう。
取り外しできる装置を使用する場合、ご家庭での管理が必要となり、それにあたってはお子さまご自身と親御さまのご協力が欠かせません。このような理由から、きちんと納得して治療を受けられる、7歳から8歳あたりから始めるケースが多い傾向にあります。
正しい顎の位置でしっかり噛めるお口を維持できるように、当院は歯並びだけではなく、噛み合わせも重視しています。最後まで手厚くサポートしますので、力を合わせて取り組んでいきましょう。
小児矯正の場合、乳歯から永久歯に生え変わる時期に行うという特性上、生え変わりのタイミングをしっかりチェックしなければなりません。それに応じて、治療を開始する時期を見極めたり、必要があれば成人矯正への移行をご案内したりと、一人ひとりのお口の状態に合わせて治療を進めています。
また、生え始めの永久歯は弱い状態にあるため、継続的にケアをしていくことが重要です。将来に向けて健康的なお口を獲得できるよう、総合的な視点を持って、治療前から治療後まで一貫してサポートいたします。矯正治療中に発生した虫歯にも対応が可能です。
問診・ヒアリング
歯並びの状態を確認し、患者さまのお悩みやご希望を伺います。その後、矯正治療の流れをはじめ、治療に必要な費用や期間についてご説明します。
精密検査
歯型を取り、お口の中の写真撮影を行います。必要に応じて、歯科用CTやセファロレントゲンを用いて状態をより細かく把握します。
治療計画の立案
検査結果をもとに治療計画を作ります。その後、患者さまに治療内容をご説明し、ご理解・ご納得いただいたうえで矯正治療を開始します。
治療開始
お口のクリーニングを行った後、歯に装置を取り付けます。矯正中は歯磨きがしづらくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まる傾向にあるため、ブラッシング指導もしっかりと行います。
調整
矯正治療の進行チェックや装置の調整、クリーニングを定期的に行います。調整を怠ると通院期間が長引き、処置の結果にも影響が出る可能性がありますので、きちんと通院していただくようお願いいたします。
保定・メンテナンス
矯正治療後は、歯並びの後戻りを防ぐための保定装置をお渡しします。また、お口を健康な状態に保つために、定期的なメンテナンスを通して虫歯・歯周病の確認やクリーニングを受けていただきます。
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