の治療内容｜久保歯科医院

1977年に先代が大阪市此花区で開院して以来、近隣にお住まいの皆様の口の健康維持をお手伝いしてまいりました。長く通い続けてくださる患者様も多くいらっしゃいます。いつも心がけていることは、地域の皆様になんでも話して頂けるよう、アットホームな関係を築くことです。ちょっとした違和感でも、気になることがあればぜひご相談ください。病気の早期発見につながることもあります。

当院のある大阪市此花区は、決して大きな地域ではありません。だからこそ、このような小さな地域からでも、虫歯・歯周病予防の習慣を広めていきたいと考えています。もちろん、虫歯や歯周病になっても、治療は可能です。しかし、治療開始が遅くなったり、治療が何度も繰り返されるような状況は、口の健康のためにもよくありません。また、虫歯治療ではたいていの場合歯を削ります。虫歯治療を繰り返せば繰り返すほど、歯がどんどん削れて少なくなってしまい、最終的には抜歯しなければなりません。今あるご自分の歯を、ぜひ大切にしてください。また、予防を習慣づけておけば、虫歯・歯周病の治療をする機会が減り、結果的に痛い思いをすることも少なくなります。

久保歯科医院の2代目院長は、歯科口腔外科出身です。歯科口腔外科では、口の中、アゴ、顔面などの外科処置を専門としています。疾患で言えば、顎関節症、埋伏歯、打撲・骨折、腫瘍、口腔粘膜疾患などです。抜歯のご相談も承っています。

歯科口腔外科と言われてまず皆さまが思い浮かべるのは、親知らずの抜歯ではないでしょうか。親知らずがあるけれど抜いたほうがいいのか、このままでいいのかと悩まれている方もまずはご相談ください。大阪歯科大学や大阪赤十字病院で歯科口腔外科の学びを深めてきた歯科医師が診査診断を行い、患者さまの症状に合った治療法をご提案します。また、高齢になると顎の骨と親知らずの密着度が高かったり、治るまでの時間がかかったりとリスクも増加します。そのような面も含めて、早めの決断をおすすめします。
そして、抜歯が必要となった場合にも、最後まで私どもが対応できます。もし治療に入院などを要する際には連携の取れた病院への紹介が可能ですので、心配せずにお越しください。

その他、親知らずで抜歯した歯は同時に抜歯した部分に移植できる可能性もあります。歯の大きさや移植する部分の穴の形など条件が合う必要はありますが、自分自身の歯で補うため拒絶反応が起きないことや血管が再生しやすいことなど、メリットが大きいと言えます。もちろん、デメリットを含めて事前にしっかりご説明いたします。歯科口腔外科に関する知識と経験のある歯科医師のもと、悩みを解消しませんか？

自家歯牙移植とは、自分の歯を欠損部分に移植することです。なお、他人の歯を使う場合は、他家移植と呼ばれます。親知らずの抜歯と同じ日に移植すると保険が適用されるため、比較的治療費を抑えられるところが魅力です。また、もともと自分の歯なので歯肉がつきやすいというメリットもあります。良い治療に思えますが、良いことばかりではありません。まず、欠損部分にあったサイズの健康な親知らずが必要です。親知らずのサイズは、人それぞれです。必ずしも欠損部分のサイズに合うとは限りません。また、同日の処置は保険が適用されますが、手術を受ける患者様の体の負担は大きくなります。事前にメリット・デメリットをきちんとご説明いたしますので、興味のある方はまずご相談ください。