河合歯科医院

歯周病とは、歯の表面に付着した歯垢の中で繁殖した細菌が、歯と歯茎の境目から侵入して起こる病気です。歯を支えている組織を次々と破壊し、骨を溶かして歯を不安定にしてしまいますが、初期症状がないこと多く、気づいたときには手遅れになってしまい、歯をなくしてしまうこともあります。

早期の治療と予防を心がけるのが、有効な回避策です。細菌は、歯と歯茎のすき間から中に入ろうと狙っています。細菌数が免疫力を超えると身体の方が負けてしまうため、歯周病予防には、できるだけ細菌が少なくなるようコントロールすることが大切です。

入れ歯を作製するためにまず行うのが、口内の診査です。診察しながらどのように入れ歯を作れば良いかを考え、治療スケジュールを組み立てます。その後、トレーと呼ばれる枠を使い、お口の精密な型をとり、咬合床と呼ばれるロウでできた器材を用いて、上下、前後、左右の高さを決定します。その寸法をもとにロウで入れ歯を作り、それをお口の中に入れ、噛み合わせなどを確認します。そして、最終的にできあがってきた入れ歯を調整し、お口に装着します。

この後は、調整期間となります。作った入れ歯をそのまま入れるのではなく、当院の歯科技工士は、患者さまのお顔に合うよう、歯の大きさや高さなどを調整して自然な見た目へ仕上げるようにしています。

なるべくゆっくりと話すことです。そして、患者さまがご理解いただけるように、ていねいな説明を心がけています。

そのほか、世間話や雑談など話しやすい話題でコミュニケーションを取ることを大切にしています。患者さまに長く通っていただけるよう、気兼ねなく話せる雰囲気作りに努めています。

近年、いろいろな疾病が歯周病菌と関係しているのではないかと言われるようになりました。身体のもととなる食物を取り込む口は、健康の入り口ともいえるでしょう。その入り口を制したものは、身体の健康寿命を制することにつながると思っています。

当院ではお口の健康を通して患者さまの健康寿命を延ばしていきたいと思っており、ブラッシング指導だけでなく、食生活の指導にも力を入れていきたいと思っています。

当院は、京阪本線門真市駅から徒歩3分の場所にございます。
地域に住む方々の治療を担当させていただくとともに、近隣にある小学校の学校医も務めてきました。学校医は、児童や教職員の方々を対象に、歯科検診や歯科保健指導を行う仕事です。こうした活動を通じて、地域医療に貢献しています。

また、子どもたちと接する中で、健康と未来のためには歯科治療だけでなく「食育」も必要だと考えるようになりました。今、私たち日本人の食卓から、ごはん、みそ汁、魚料理が減り続けています。親の作ったおにぎりではなく、コンビニやファストフードの食品で育った子どもたちも少なくありません。私は、食生活の乱れが子どもたちの体力低下や、不安定な精神状態の原因となっているのではないかと考えるようになりました。

こうした状況を変えるために、「土産土法」を推進すべきだと思います。これは、その土地でその季節に採れる物を、その土地に伝わる調理法により、料理して食べるのが良いという考え方です。日本人伝統の食生活を取り戻せば、より健康的に過ごせるでしょう。

当院では、一般的な歯科診療、小児歯科、予防歯科、歯周病、入れ歯、義歯などの診療を行っています。お口のことはもちろん、健康に関してお悩みごとがあれば、ぜひご相談ください。