治療内容｜津田歯科診療所

歯を守るためには、歯が痛くなる前に歯科医院に行くことがとても大切です。歯が痛くなるというのは、虫歯になってしまったということです。また歯周病が進んでいることも考えられます。そのような状態になってから治療をするのは、時間もコストもかかり、大切な歯を失ってしまう可能性もあります。そのため、歯を守るには、3～6カ月に１回程度、歯科医院で定期的なメンテナンスを受けることをおすすめします。

必要な方には歯科検診のお知らせをしています。歯科医院でのメンテナンスと同時に大切なのが日々のケアです。しっかり磨いているという方でも、磨き残しは多いものです。当院では治療の際やメンテナンスで来院された際にブラッシング指導も行っております。歯が痛くないうちに、どうぞ気兼ねなくお越しください。

患者さまの中には歯科医院が怖い方という方もいらっしゃるので、治療の前にていねいに説明を行い、治療の経過を細かくお伝えし、あとどれくらいで終わるかなど、こまめに声をかけて不安を取り除いていただけるように配慮しています。

また、歯科医院独特の匂いで歯科医院の怖いイメージを連想してしまうという方もいらっしゃいますが、当院ではそ匂いのする消毒液は使っていません。空気清浄機も導入し、衛生面にも配慮しております。器具もすべて滅菌しており、一人ずつ区切られたスペースでリラックスして治療を受けていただけるようにしております。

治療用の椅子もピンク色にして安らげるような、清潔感のある明るい雰囲気作りに努めています。

軽い痛みの場合、我慢できる方はそのまま治療を行うこともありますが、痛みに敏感な方には、麻酔を使って治療を行います。できるだけ痛みが出ないよう表面麻酔や、細い注射針を使用した痛みの少ない電動麻酔を使っております。電動麻酔は、ゆっくり一定速度で麻酔を入れていくことができるので痛みが少なくなります。

痛みが苦手という方は、ぜひ初めにおっしゃってください。

お子さまの歯を虫歯にさせないためには、まず親御さまの意識が大切です。お子さまの歯を守る予防には二つの方法があり、まず一つ目がご家庭でのケアを行うことです。二つ目は歯科医院でのメンテナンスや歯磨き指導、シーラントなどです。

ご家庭でのケアで大切なのは、正しい歯磨きと食生活の改善です。特に、お子さまはまだ自分できちんと磨けないので、小学校高学年くらいまでは仕上げ磨きをしっかり行うことが大事です。正しい方法で磨き、フロスや歯間ブラシなどの補助器具を上手に使って汚れを取り除いてあげましょう。

お子さまの虫歯が多いのは奥歯です。特にていねいにフロスなどでケアを続けることが必要です。そのようにして育ったお子さまは、自分でも歯磨きを一生懸命やるようになります。

毎日の事なので少し大変かもしれませんが、お子さまの大切な歯を守るため、仕上げ磨きを習慣に行う事をすすめします。

口の健康は体の健康につながっています。十分噛めないと胃に負担がかかり、歯周病では口の中の菌が全身にまわってしまうとも言われています。歯を失わないためには虫歯や歯周病になる前に予防することが大切です。虫歯や歯周病などの原因を追究していくと、最後には患者さまの生活環境に行きつくことがままあります。もちろん、歯磨きなどの日頃のケアは大切です。フロスをきちんと使い、歯科検診も行っていれば虫歯になる可能性は少なくなります。しかし、それ以上に虫歯の原因となってしまうのが食生活です。もし食生活や生活習慣に原因があれば、それを改善しない限り、口の中の状態をよくするのは難しくなってしまうのです。

当院の院長は、治療の中で患者さまへの食生活のアドバイスも行っております。患者さまの生活リズムや生活習慣などをよく伺って、改善したほうがよい部分を指導しております。気になることがありましたら気兼ねなくご相談ください。

診療にはマイクロスコープやCTを使い、より詳細な判断ができるようにしております。マイクロスコープを使うことで、修復する部分を細かくチェックすることができます。歯を残す治療をするために、多少時間がかかりますがこれらの機器を取り入れてていねいに治療しております。

また、口腔内カメラで患者さまにもお口の中を確認していただき、治療方法を説明し、治療後に再度確認していただくようにしています。

親知らずは抜くものだと考えている方も多いと思いますが、無理に抜かずに将来使うために残すことができる場合もあります。患者さまによっては親知らずを歯がないところに移植し利用することも可能です。親知らずはCTで神経の位置などを確認してから抜くようにしていますが、症例によっては他の歯科医師を紹介しています。