口の健康は体の健康につながっています。十分噛めないと胃に負担がかかり、歯周病では口の中の菌が全身にまわってしまうとも言われています。歯を失わないためには虫歯や歯周病になる前に予防することが大切です。虫歯や歯周病などの原因を追究していくと、最後には患者さまの生活環境に行きつくことがままあります。もちろん、歯磨きなどの日頃のケアは大切です。フロスをきちんと使い、歯科検診も行っていれば虫歯になる可能性は少なくなります。しかし、それ以上に虫歯の原因となってしまうのが食生活です。もし食生活や生活習慣に原因があれば、それを改善しない限り、口の中の状態をよくするのは難しくなってしまうのです。
当院の院長は、治療の中で患者さまへの食生活のアドバイスも行っております。患者さまの生活リズムや生活習慣などをよく伺って、改善したほうがよい部分を指導しております。気になることがありましたら気兼ねなくご相談ください。
それまで虫歯がなかったのに急に虫歯になるようになったという方は、食生活や生活習慣の変化が虫歯の原因になっていることが多いものです。患者さまとしっかり話をし、最近生活環境が変わったかどうか、あめなど甘いものを取り過ぎていないか、炭酸飲料や酢の入った飲み物、スポーツドリンクなどの酸性食品を取り過ぎていないかなどを聞き出し、根本的な原因の改善を目指します。口腔内状態が悪くなると、治療した部分が長持ちしにくくなるという問題も起きてきます。
口腔環境をよくする生活習慣のポイントは四つあります。
一つ目は、間食の回数を減らすことです。甘いものを食べるときは一緒にお茶を飲むと、バイ菌によって作り出される酸が洗い流されるのでおすすめです。
二つ目は、食事はしっかり噛んで食べることです。唾液の分泌がよくなり自浄作用が高まります。
三つ目は食べ物です。気を付けたいのが、酸性食品で、虫歯の菌は酸性の状態が大好きです。酸っぱい食べ物以外に、炭酸飲料やスポーツドリンクも酸性なので注意が必要です。飲んだ後は水で口をゆすいで酸性の状態をリセットしましょう。
四つ目は、規則正しい生活を送ることも、虫歯予防には大切です。体調が悪いと歯茎の抵抗力も下がってしまいます。病気や使用する薬によっては唾液が出にくくなり、虫歯治療が必要になる場合もあります。
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