岡田歯科医院（阿倍野区）

当院は、Er:YAGレーザーという種類の歯科用レーザーを治療に使っています。虫歯を削る時、歯周病で歯茎が膿んで腫れている時などに、小さい範囲に照射して治療を行います。これを用いれば、痛みや出血・腫れを抑えた治療を提供することが可能です。

例えば、歯茎の膿を除去する際、一般的な治療ではメスで患部を切開し、膿を除去したら歯茎を縫うという処置を行います。一方、歯科用レーザーの場合はレーザーで開けた小さな穴から膿を吸引し、腫れ止め・痛み止めの薬を塗るだけで済みます。そのため、患者さまのご負担を減らした治療が可能となります。

歯科用レーザーを用いた治療は麻酔なしでも痛みを感じにくく、歯科治療が苦手な方でも取り組みやすいと考えています。

入れ歯・義歯は、できる限り使い心地に違和感がなくきちんと使っていただけるものを作製することが重要だと考えます。また、形や素材など患者さまのご希望に添う入れ歯を提供したいという思いもございます。

そこで当院は、患者さまへさまざまある入れ歯の種類を説明し、保険診療・自由診療ともにメリット・デメリットを提示しています。また、新たに入れ歯を作るだけでなく、現在入れ歯をお使いの患者さまにご不満点をお聞きし、それをもとになるべく使い続けられるような調整や修理の対応もしております。やり直す際も、現在抱えられている改善点を捉え、作製に活かすのが当院の方針です。

このようにして費用、見た目、使い心地に納得いただけるような入れ歯作りを心がけています。

当院の予防歯科診療は、予防というよりも現状維持をサポートするという意味合いが近いと思います。定期的に通院していただくと、その都度お口の状況を把握でき、健康的なお口を維持するにはこれからどうケアや治療をしていけば良いのかが分かります。

病気の早期発見や早期治療はもちろん、再発を防止するのが予防歯科の大きな役割です。当院は木曜日に歯科衛生士によるケアや衛生指導を行っています。そのほかの診療日でも、歯科医師が3カ月から6カ月おきに定期検診でお口の中のチェックやお掃除をしています。状態が安定している方のクリーニングや、歯周病の方への歯科用レーザー治療など、悪くならないための処置を受けていただくことができます。

当院は、後期高齢者医療の歯科健康診査や、40歳から受けられる歯周病検診も受け付けています。歯科検診では、ただ歯が悪くなっていないかチェックしたり、歯のクリーニングをしたりするだけでなく、現状のデータを見て今後どのようなケアをしていくか考えます。

問題がなければ、現在のお口の環境を保てるようにブラッシングや食習慣のアドバイスをし、もし病気が見つかれば悪くならないように早期治療を行います。

対応も一律で同じことをするのではなく、お一人おひとりのお口に合わせたケアやアドバイス、改善方法を提案します。特に木曜日は歯科衛生士による衛生指導も可能なので、よりお口の環境を改善したい方はご相談にいらしてください。