歯周病は、歯垢や歯石の中の菌によって引き起こされます。そのため、治療の際は歯の表面だけでなく歯周ポケットの隙間についた歯石まで、丁寧に落としていきます。どうしても落としきれないほど深い部分に汚れがついている場合は、外科処置によって歯ぐきを開き、汚れを落とすこともあります。
歯周病が重症化すると抜歯のリスクが高くなりますが、抜歯は、その部分の顎の骨が減退していくきっかけにもなります。そして、それは将来入れ歯を使った際に、感じる痛みの原因にもなり得ます。土台となる骨が少ないことで、入れ歯を入れた時に痛みを強く感じてしまうからです。つまり、将来的な負担を減らすためにも、早い段階で歯周病の悪化を防ぐことが大切なのです。
当院の院長は歯周病について研さんを積んできました。患者さまに合わせて治療内容や治療手順を組み立てることも得意としていますので、まずは気兼ねなくご来院ください。
歯周病が重度にまで進行すると、抜歯をせざるを得ない状況になってしまいます。当院では、そうした時にも無理に抜こうとはせず、痛みに配慮して、抜きやすい状態にまで歯並びをある程度矯正してから抜歯を行っています。
ただ、「矯正」とは言っても、全ての歯を動かすわけではありません。主に1週間から1カ月ほどの短期間で、必要な部分のみを動かします。これによって、スムーズに抜歯をしやすくなり、歯周病の症状拡大を防ぎやすくなります。
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