健康な歯を守るためにもインプラントをご検討ください
インプラント治療のメリットとして、他の歯を削ったり金具で固定したりせずに取り付けられることや、天然歯に近い感覚で噛めるようになることが挙げられます。特に、健康な歯を傷つけずに済むという点は、ブリッジや入れ歯にはないメリットと言えるでしょう。
歯を失った状態を放置することは、歯並びや噛み合わせの乱れにつながりかねません。また、残っている歯に過度な負荷がかかることになり、結果として歯の健康寿命も短くなってしまいます。咀嚼力の低下によって食べ物を十分に噛みきれず、胃腸への負担が増すこともあるでしょう。お口とお身体の健康を守るためにも、ぜひインプラント治療をご検討ください。
インプラント治療のオペは、木曜午後の診療時間後に行います。患者さま一人に付きっきりとなった状態で、滅菌体制の整った個室診療室にてオペを実施する方針です。
INDEX
インプラント体を埋入する際は、できるだけ侵襲を抑えることが大切です。そのための取り組みとして当院は、精密な検査とシミュレーションを行っています。
具体的な流れとしては、まず歯科用CTと口腔内スキャナーを使用した検査によって、口腔内やその周辺の状態を3次元画像データとして取得します。そして取得したデータをもとにシミュレーションを行い、サージカルガイドと呼ばれるアシスト装置を作製するという流れです。サージカルガイドに則ってオペを進めることによって、シミュレーション通りの位置、角度、深度にインプラント体を埋入できるようになります。
このような入念な情報収集と計画立案が、侵襲を抑え、リスクや痛み・腫れを軽減することにつながるのです。
当院のインプラント治療の特徴は、一連の工程を院長が一貫して担当することです。当院の院長は、これまでさまざまな症例のインプラント治療に携わってきました。その中には、顎の骨が少ない患者さまへの治療も含まれます。顎の骨が少ない場合にはソケットリフト(※)やGBR(※)といった骨造成治療を行うことが可能ですので、過去にインプラントを諦めた経験がある方もご相談ください。
インプラント治療は、残された歯の保存やお口の健康維持のためにも検討していただきたい治療です。自分の口腔内にインプラントが適応するかどうか不安だという場合も、まずは検査にお越しいただければ幸いです。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
歯を失った場合の治療方法はインプラントだけではありません。患者さまのお口の状態を確認し、入れ歯やブリッジも含めていくつかの選択肢をご提案しますので、説明を踏まえてご自身が納得できる方法をお選びください。
また、どの治療においても目安となる通院期間や費用の見積もりをご提示する方針です。期間や費用を事前に知ることができれば、治療に伴う不安も軽減されるかと思います。
治療後には、定期的なメンテナンスの重要性や保証についてもご説明いたします。当院はアフターサービスにも力を入れていますので、インプラントを長持ちさせるためにも継続してお越しください。
カウンセリング
患者さまのお悩みや治療に際してのご希望などをお伺いします。その後、インプラント治療についてのご説明を行います。治療に関して不安な点や疑問に感じることなどあれば、気兼ねなくご質問ください。
精密検査
治療を行うために必要なデータを取得いたします。レントゲンや口内を立体的に撮影できる歯科用CTを使って、骨密度などお口の状態を細かく検査します。検査結果が出るまでに数日のお時間をいただきます。
診断・治療計画の立案
診断結果を基に治療計画を立案いたします。治療計画にご理解・ご納得いただければ同意書に署名をお願いいたします。本格的な治療は、次回からとなります。
埋入手術
歯茎を開いて顎の骨に穴をあけ、インプラント体を埋め込みます。手術時間は埋め込む本数や抜歯の有無によって変わります。入院の必要はありませんが、手術後は喫煙や長時間の入浴、激しい運動をお控えください。
消毒
埋入手術の翌日、消毒のためにお越しいただきます。その後は1カ月から3カ月間の待機期間に移行します。
2次手術
2次手術が必要となった場合のみ、ご案内します。
歯茎を再度開き、骨とインプラント体が結合していることを確認します。問題がなければ、アバットメントと呼ばれる、インプラント体と上部構造をつなぐパーツを装着します。
上部構造の型取り
上部構造の型取りを行います。上部構造の作製にしばらくお時間をいただきます。
上部構造の装着
上部構造の装着を行います。処置時間は本数によって変動します。
メンテナンス・歯科検診
長くインプラントを使い続けていただくためにも、治療後は定期的に歯科検診へお越しください。歯科検診では、お口やインプラントの状態を確認したりクリーニングを行ったりします。
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