患者さまのお口の状態を確認させていただく検査や、定期検診は大切なものですが、検査結果をお伝えする際に注意しているのは、患者さまに、きちんとご理解いただくという点です。そして、問題点があれば、解消するための方法を指導させていただくことです。歯磨きで例えるなら、口頭だけで説明するよりは、歯ブラシをお渡しして、持ち方や角度、力の入れ方など、実際に行っていただきながら説明し、理解していただけるよう率先して、手助けをさせていただいています。
定期検診で数値が悪かった場合には、このような方法はいかがでしょうかと、率先してさまざまな提案とアドバイスを行っています。また、噛み合わせについても、当医院では力を入れて取り組んでいます。歯科治療を行う際、噛み合わせはとても大事です。力がかかりすぎる歯があると、その部分から歯周病になってしまう恐れもあります。歯周病でいえば、外傷と混在しないよう、きちんと区別して取り組んでいます。
INDEX
歯肉炎と歯周炎の違いをご存知でしょうか。
歯肉炎とは歯周病の初期の段階で、歯と歯茎の境目が赤く腫れ、出血しやすくなっている状態です。健全の状態と比べると歯肉の溝が深くなり、2~3mmの歯肉ポケットを作ります。この段階で歯ブラシを使って歯と歯茎の周りに付着したプラークを取り除くことで、健全な状態へと向かうことができます。
歯周炎とは歯肉炎が進行した状態で、歯肉ポケットの深さが4~6mmになり、歯周ポケットを作ってしまいます。症状は歯肉炎の症状に加えて、口臭や歯周ポケットからの排膿です。プラークが歯周ポケットに侵入することで、歯の根の先まで破壊していきます。それにより、歯を支えている土台まで壊されて、歯が揺れて抜けてしまいます。歯周炎は軽度、中等度、重度に分類されます。
当院での歯周病治療では、まずは歯のクリーニングを行います。進行してしまった場合は、再生療法を適応いたします。このような治療でも容易ではないと判断した場合は、外科処置を行います。当院では歯を残すために、できる限り抜歯はせずに歯周病治療を行っております。
ちいさんの口コミ (女性)
2023年8月 投稿
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よかった点 | |
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施設 | 清潔感 内装・設備 アクセス |
対応 | 人柄・気づかい 電話・受付対応 |
治療 | 説明 丁寧さ 痛みへの配慮 |